9th down
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
次の日…
《アメフト部室》
「さーて、午後練もがんばるかー」
セ「うん。…あれ?開けっ放し」
セナが部室の扉を開けると、そこには80番のユニフォームを着た男の姿が。
モ「よう! 本庄選手の80番だ!」
「おぉー!モン太くん来てくれたんだ! ありがとう♪」
モ「へへっ、まあな♪ よーし、打倒アイシールド21ー!」
「? 何故にアイシールド21?」
セ「そ、それは後で説明するよ…;;」
「?」
――――――…
走り込みの後ヒル魔や栗田と合流し、トレーニングルームで首のトレーニングを始めた3人。
ヒ「オラ糞チビ共、首だけはキッチリ鍛えとけ。試合で死ぬぞ」
セ「え…今までの試合は…;;」
モ「そういや、筋トレ一緒にやってっけど琴音はマネージャーじゃないのか?」
「まぁね。筋トレ楽しいからさ、一緒にやりたくてね」
モ「ふーん」
ヒ「こ・の・糞ザコ!」
全員「?」
ヒル魔がいきなり新聞を叩きつけた。
琴音がそれを手に取ると、記事の一面にひったくりの文字が。
「黒美嵯川沿いでひったくりだって」
モ「うげー、またひったくりか」
セ「いつもランニングしてるところだ!」
モ「どうせ賊学の連中だよ」
セ「賊学?」
「川の向こうにある高校だよ。チンピラの集まりだよね。…この間私もひったくりされたな~」
セ「えぇっ!? そうなの?;;」
「ムカついたから、捕まえてお説教してあげた」
セ「捕まえ…えっ?」
ヒ「んな事はいいからスポーツ欄見やがれ!」
スポーツ欄を開くと大きな見出しで『王城高校辛勝』の文字。
三閣パンクスとの試合だったようだ。
栗「7対6!! 危なかったね~;;」
ヒ「3回戦なんかで手こずってんじゃやねーよ。『王城相手に2タッチダウン』の宣伝効果なくなんじゃねーか!」
ま「宣伝のことなんだけど…チラシやポスターもいいけど、泥門の校庭で試合やるってのどうかな?」
栗「確かに、実際やってるとこ見ないとどうしてもね~」
「ましてやアメフトだとなかなか興味持ってもらえませんからね」
ヒ「よし今週末試合!」
モ「早っ!!;;」
セ「いつもこの人はこうなの;;」
「今週末じゃ、もう準備しないとですよね? ランニングがてら買い出し行ってきましょうか?」
ヒ「おう。糞チビ共!お前らも行ってこい!」
セ・モ「「は、はい! ;;」」
「よーし、しゅっぱーつ♪」
.