8th down
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栗「終わっちゃった・・・・・・せっかく初めて一回戦勝ったのになあ・・・。大会・・・また終わっちゃった」
会場に栗田の泣き声が響く。
琴音はただ、じっとそれを見ていることしか出来なかった。
――――・・・
桜庭の件で王城に謝罪を兼ねての一礼を終え、王城選手達とすれ違う。
そのすれ違い様に進がアイシールドとブラックシールドに言った。
進「全国大会決勝(クリスマスボウル)に行くのは王城だ!」
「フッ・・・なら這ってでも追い付いてみせる」
セ「・・・・・・?;;」
セナは言われた意味がよく判っていないようで、進と琴音を交互に見ていた。
その後、片付けの為戻ると、テレビ局のナレーターとカメラマンが走ってきた。
どうやら未だ泣いている栗田を映すようだ。
ナレーター「すいませーん、ちょっとお話を・・・」
カメラマン「わ!;;」
するとヒル魔はカメラのレンズに手を被せた。
栗「ヒル魔・・・気遣ってくれてる」
セ・ま・石「「「まさか ;;」」」
ヒ「入部受付中!」
「・・・ま、らしいっちゃらしいけど ;;」
苦笑しつつも琴音は着替える為にその場を離れていった。
―――――・・・
「皆さんお疲れ様です!」
ま「あっ!琴音ちゃん、何処に居たの? なかなか戻って来なかったから心配したのよ?」
「す、すみません・・・。この辺はあんまり来たことなくて迷子になってしまって・・・;;」
ま「そうだったの?メールくらいしてくれたらよかったのに。大丈夫?変な人に声かけられたりとかしなかった?怪我は?;;」
「だ、大丈夫ですよ!;;」
セ「(ああ、まもり姉ちゃんの世話焼きの手が琴音にまで・・・;;)」
ま「そう? ・・・あれ、ブラックシールドくんは?」
ヒ「ブラックシールドは外部から来てっから俺等とは別だ。」
ま「そうなんだ・・・今度ちゃんとお礼とかしないとね」
「・・・・・・;;」
琴音は内心バレないかひやひやしながら家路についたのだった。
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