1st down
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
十「あ、あのよ・・・俺らがこんな事言うのもおかしいんだけど、コイツ助けに来たんじゃねぇのか?;;」
「うん。まぁ、でもほら、目の前にチャンプがあるなら読みたくもなるじゃない?」
戸「分かるぜ、その気持ち」
セ「僕はチャンプより下なんだ・・・;;」
「まあまあ大丈夫だよ~。いざとなったら私強いよ~♪」
しゅっしゅっと口で言いながらシャドウボクシングをする琴音を見て、不良三人はプッと吹き出した。
そして笑いながら琴音に言った。
黒「お前マジおもしれー!」
十「気に入った。俺らとつるむか?」
「んー・・・でも私部活入るしなー。同じクラスだからお友達でお願いできる?」
十「ま、別にそれでいいけどよ。よろしくな、えーと・・・」
「鈴原琴音だよ。琴音でいいよ」
十「よろしくな、琴音」
戸「よし、琴音。チャンプ見るか?」
「わーい!見る見るっ!」
戸「・・・ん? お前、思ったより背低いな?」
黒「だよなー。ちっちゃくてまー可愛い♪」
「おぉ・・・人が気にしてる事をさらりと・・・!! ;;」
十「お前、よく女と間違えられねぇ? ちょっと内股だし小せぇし」
「ち、小せぇって!それは身長の事か!? 胸の事か!? どっち道ないけどさ!てか私女だし!;;」
戸「ハ?」
十「はぁ!?」
黒「はぁあああぁあ!? 女ぁあ!?;;」
琴音の発言に、三人は本日二度目の「はぁ?」を発した。
「業者の手違いで男子の制服が届いちゃってさ。取り替えるのも面倒だったからそのまま着てんの」
黒「確かに、よく見りゃ女だな・・・;;」
「残念な事に中性的な顔に生まれた上に 胸も・・・ね・・・。へへ、別にいいけどさ・・・」
戸「女の子っぽい格好したら充分可愛くなると思うけどな」
「おお・・・!戸叶くん優しい!私、今戸叶くんが一番好きだよ!」
戸「・・・お? おぉ・・・///」
黒「はぁああ!? トガ抜け駆けしてんじゃねーよ!!」
戸「べ、別にしてねーし!///;;」
十「・・・にしても、この小屋汚ぇな・・・」
十文字が辺りを見回して言った。
「あ、アメフトのユニフォームだ! って事はここがアメフト部か・・・」
黒「ふーん・・・ちょっと着てみっか♪」
黒木が置いてあった防具を着け始めた。
黒「装着ッ」
戸「カッカッカッ、似合わねー」
ガラッ
四人で笑いあっていると部室の扉が開いた。
.