8th down
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女「「「「エース桜庭く~ん」」」」
試合は桜庭ファンの女の子達の声があまりにも大きいため、収まるまで待機となった。
琴音はその間にチームから少し離れて身体を慣らしていた。
「・・・まったく、ファンなのに彼の迷惑になってる事も判かんないのか・・・」
ファンに対しての愚痴を漏らしていると、警備員のお陰でだいぶ声が収まってきたので試合を再開する事になった。
高「Set!」
王城ホワイトナイツ、ゴールまで残り60ヤード。
それに対して泥門デビルバッツは、予想外の行動にでた。
観客「いきなりゴールラインディフェンス!?;;」
高「成る程ね・・・守備を走に絞り、パスは投げる前に栗田君のラッシュで潰そうって狙いでしょう」
大「ぬぁに~?」
栗「・・・・・・;;」
「(ほぁ、高見さん流石だなぁ。インテリ。見た目からしてインテリだしなぁ。そういや、なんか雰囲気とかお医者さんっぽいなぁ。実はお医者さん目指してたりして・・・)」
高・大「「そうは(いかない!・させん!)」」
高「Hut!」
真剣な雰囲気をぶち壊すような事を考えている琴音を他所にラインが激しくぶつかり合う。
琴音も目の前の相手と組み合う。
横目で栗田を見ると、なんとか大田原を倒しているのが見えた。
内心ガッツポーズをするも、高見はそこを狙って桜庭にパスを投げる。
桜「危ねっ!;;」
審判「パス成功!10ヤード前進!」
桜庭は危うくボールを溢しそうになるが、なんとか倒れ込んでヤードを稼ぐ。
パスが成功すると、桜庭ファンの黄色い声が上がった。
ファンの目からすれば桜庭のとる行動全てが特別なものになるのだ。
琴音にはその気持ちが分からなくもないが、あそこまで熱狂的になる理由は分からなかった。
ただ一つ言える事は・・・
「アイドルファン怖ぇえ・・・;;」
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