7th down
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大田原が琴音を潰そうと両手を伸ばして飛びかかった。
大「ぶっ飛ばす!」
「だが断る!」
琴音は飛びかかってきた大田原の脇へ素早く潜り込むと、左手で大田原のタックルを受け流した。
大「なにー!?;;」
「危ない危ない・・・って、次は二人いっぺんか!;;」
大田原のすぐ後に二人の選手が琴音に襲い掛かる。
だが琴音は咄嗟にボールを両腕で抱え、スピンで無理矢理二人の間を抜けてエンドゾーンへ飛び込んだ
そして、審判の笛の音が鳴らされる。
アナウンス『泥門デビルバッツ、タッチダウン!トライフォーポイント成功!』
「よっし!」
観客やデビルバッツからは一気に歓声があがり、琴音はガッツポーズをした。
ヒ「よくやった!テメーに賭けて正解だ!」
栗「す、すごいよ!あのディフェンスを破るなんて!」
山「ブラックシールドさん、超かっこいい~!」
佐「ほんとカリスマ性あるしな!」
セ「(凄い・・・僕も琴音みたいに・・・)」
選手達とハイタッチを交わし、それぞれの位置へ。
そして、デビルバッツのキック。
ヒル魔はボールを蹴り飛ばすが、それは弧を描いてテレビ関係者の頭の上へと落ちた。
「「「「(ホンットにキックは飛ばすだけだこの人・・・);;」」」」
栗「・・・キッカー欲しいね;;」
ヒ「いもしねー奴のことグシャグシャ言うな!」
ここで王城は選手交代。
桜庭がヘルメットを被ってフィールドへ出たとたん、桜庭ファンの黄色い悲鳴とフラッシュの嵐が巻き起こった。
それを気にも止めずにデビルバッツは円陣を組み、作戦会議を始めた。
ヒ「いいかよく聞け。うちの素人ディフェンスでホワイトナイツを止めんのは無理だ。パスも走も100%とめられねえ。そこでだ、思い切ってパスは諦める・・・ふりをして投げまくらせる!力押しの走で来られたらとめようがねえ。だがパスなら・・・確率は低いが一つだけ手がある」
ヒル魔はセナと琴音の二人を指さした。
ヒ「アイシールド21、ブラックシールド23!テメーらのインターセプトだ!」
セ「えー!;;」
栗「そんなムチャクチャな・・・;;」
ヒ「ムチャクチャ上等。アメフトに偶然はねえ。ラッキーパンチってのは狙って出すもんだ!」
「ふふ、なかなか面白い・・・アイシールド、俺らなら大丈夫だ。頑張ろうな♪」
セ「・・・うん!」
・・・こうして、デビルバッツの防衛戦は始まった。
果たしてインターセプトは成功するのか?
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