7th down
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「タッチダーゥン!」
泥門デビルバッツの先取点に会場は驚きを隠せないでいる。
そして、得点掲示板が0から6に変わった瞬間、デビルバッツの選手達が歓喜しセナへ駆け寄っていく。
その様子を琴音は離れたところから見ていた。
「はは、やれば出来るじゃない。・・・私もいっちょ頑張んないとだ」
ヒ「ならすぐ頑張ってもらおうじゃねーか」
「あ、ヒル魔先輩」
ヒ「よし集合!トライフォーポイントいくぞ!」
セ「・・・あの、琴音・・・じゃない、ブラックシールド。トライフォーポイントって?;;」
佐「すいません、トライフォーポイントってなんですか?」
「あぁ、みんな詳しくは知らないもんな」
琴音はトライフォーポイントを知らないセナや選手達に簡単に説明を始めた。
「トライフォーポイントはタッチダウン後のボーナスゲームだ。敵陣3ヤードから一回だけ攻撃出来る。キックで決めれば1点、タッチダウンなら2点もらえる。どっちを狙ってもいいんだ。って事なんだが・・・分かってもらえたかな?」
佐「すげぇ分かりやすかったです!」
ヒ「よし、トライフォーポイントはキックで行くぞ。他に蹴れる奴いねーから俺が蹴るが・・・自慢じゃねーが俺のキックはぶっ飛ばすだけだ。入りやしねえ。そこで、だ。ブラックシールド23!! 」
「おっ、早速か?」
ヒ「ああ。テメーなら判るだろうが、フェイクでゴール前まで押し込む。キックなんてどっち道入んねぇからな」
「大田原さんが居るからちょっと厳しいだろうが、まぁ任せてくれ。」
ヒ「ああ。失敗ならそれはそれで構わねえ」
「りょーかい!」
ヒ「よし、行くぞ」
――――・・・
ヒ「Set!」
「・・・」
初の仕事に琴音の心臓は大きく脈打っていた。
そして緊張の中、ヒル魔の合図でボールが琴音に投げ渡された。
琴音がそのボールをキックティーに乗せ、ヒル魔が蹴る瞬間にボールを持って駆け出した。
王城選手「フェイク!走だッ!」
「(ライン、もう少し保って!)」
大「ぬん!」
琴音の思いも虚しく、ラインの壁は大田原によって意図も容易く破られてしまった。
「チッ、もう来たか!」
琴音はそのまま大田原に向かって走る。
誰もがタックルされて終わりだろうと思った。
しかし・・・
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