7th down
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「アイシールド。ちょっといい?」
セ「え、うん」
「走る時どういうボールの持ち方してる? 」
セ「どうって・・・普通にこう・・・」
「それだとさっきみたく落とされるよ。ボールは、先を指で挟んで・・・脇にしまい込むんだよ」
セ「・・・こう?」
「そう。さっきと比べてそっちの方がボールをしっかり守れるでしょ?」
セ「ホントだ」
ヒ「テメーら!いつまでくっちゃべってやがる!早く来い!!」
「あ、すまん!」
セ「はっ、はいぃ!;;」
ヒル魔に怒鳴られ、琴音とセナは急いで円陣へ向かった。
ヒ「よし、またさっきと同じで行くぞ。アイシールド21がライン右端を抜けてく。つーかライン共しっかりブロックしやがれ!!」
選手「そう言われても・・・パワー差ありすぎるし」
選手「絶対止まんねー」
ヒ「素人でホワイトナイツが止まる訳ねぇだろ。完璧なブロックなんざ期待しちゃいねーよ。・・・0.5秒だ。各々俺の指示したターゲットを0.5秒足止めしろ。その間にアイシールド21が抜く!!」
解散し、位置につく前に栗田と琴音がセナに声をかけた。
「セナ!」
栗「ホワイトナイツのディフェンスは多分日本一だよ。一人で抜こうとしたら大変だけど・・・僕達ラインや琴音ちゃんを盾だと思って!」
セ「盾・・・?」
「セナには指一本触れさせないよ。私が必ず守るから」
セ「琴音・・・わかった!僕、琴音を信じるよ!」
「よく言った!さ、行こうか!」
琴音はセナの背中を叩き、自分のポジションに歩いていった。
セ「(琴音って本当に頼もしいなぁ・・・)」
関心しながらセナも琴音の後に続いて自分の位置についた。
ヒ「Set!! Hut!」
「よし、行くよアイシールド!」
セ「うん!」
ヒル魔から渡されたボールをしっかり持ち、琴音の後を走るセナ。
前方から30番の選手がセナへ向かって来る。
「アイシールドには触れさせない!」
琴音は直ぐに選手をブロックし、セナはそれを抜き、どんどん加速する。
そして、ゴールまであと30ヤード・・・
20ヤード・・・
10ヤード・・・
そして・・・
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