7th down
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【王城ホワイトナイツ・ベンチ】
庄「あのアイシールドの21番と23番・・・ビデオに居なかった選手だな」
高「21番の彼が恋ヶ浜戦の逆転タッチダウン決めたみたいですね。・・・23番の彼は恋ヶ浜戦にも出ていません。初試合のようです」
庄「お前らどう思う?あの二人」
庄司監督は桜庭と進に問いかけた。
桜「どうって・・・いや、その。結構速い人達だなと ;」
進「1プレーで断定は出来ませんが・・・21番はおそらくタッチフットの選手です。指導者は居らず長年我流でやっている。23番は・・・」
そう言いかけて、進は先日の琴音の言葉を思い出した。
『・・・じゃあ、進さんにはすぐバレちゃうだろうな』
進「(あの筋肉のつき方は・・・琴音?)」
庄「進? どうかしたか」
進「・・・いえ。23番の選手はアメフト選手で間違いありません。長年鍛練を続けてきているようです」
庄「・・・ほう」
進「21番のあの曲がり方は一朝一夕で身に付くものではない。素人ではあり得ません。だが、走りに怯えを感じます。異常なほど衝突を恐れている。敵をかわすことは・・・逃げることではありません。彼はまだ王城の脅威ではないでしょう」
庄「(1プレーでそこまで見抜いたか。流石だな)」
進「・・・しかし・・・」
庄「?」
珍しく進は顔を少し険しくし、じっとブラックシールド23を見た。
進「ブラックシールド23・・・あのブロックとスピードからすると十分実力もあります。あの選手は脅威と言っても過言ではないでしょう」
庄「・・・そうか」
桜「ところで、21番の指導者が居ないってのは何で判るの?」
進「ボールの持ち方がメチャクチャだ」
桜「あ」
桜庭の視線の先にはブラックシールド23にボールの持ち方を指示されているアイシールド21の姿があった。
高「ブラックシールドの方が経験者なら、何故今まで話題にならなかったのだろう・・・」
桜「確かに・・・今年の泥門は謎だらけですね」
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