1st down
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「・・・パン4つは買いすぎたか・・・;;」
購買の袋を抱え教室に戻ると、待っている筈のセナが居ない。
「あれ? セナ何処行ったんだろ? ・・・トイレかな?」
仕方なく席に座りセナを待つことにした。
だがいつになってもセナは戻ってこない。
「遅いなー・・・しゃあない、探しに行くか!」
買ったパンを持って琴音はセナを探しに席を立った。
――――――・・・・・・
「確かこっちに来たって聞いたんだけど・・・っと、居た居た。・・・あらま、早速か」
琴音が見た方には不良3人に小さな小屋に連れていかれているセナが居た。
「あらら、連れてかれた」
小屋の扉が閉まったところで琴音はその小屋に近づいた。
中からはガタガタと物音が聞こえる。
「・・・さて、ちょっとばかし助けてあげますか・・・。おーい、セナー!」
ガラッ
勢いよく扉を開けると、全員が一斉に彼女の方を見た。
セ「えっ、えええ!? 琴音!?;;」
「もー、自分で待ってるって言ったのに居なくなったからびっくりしたよ~」
セ「ご、ごめん・・・(この状況でそんな軽いノリ!?;;)」
十「ぁんだテメェ、セナの知り合いか?」
「ん? あら、よく見たら同じクラスの十文字くんと黒木くんと戸叶くんじゃない」
黒「同じクラスゥ~?」
戸「マジか」
「マジマジ。でさ、いきなりで悪いんだけどさ、戸叶くんそのチャンプ見せてくんない? 私今週号まだ読んでないのよ」
戸「ハ?」
十「はぁ?」
黒「はぁあああぁあ!?」
「頼むよ~」 と顔の前で手を合わせると、三人は顔を見合わせた。
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