7th down
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試合まであと30分。
選手は着替えを終え、準備運動を始めた。
ヒ「赤毛、そろそろ着替えてこい。・・・糞マネに気付かれないようにな」
「はい。まもりさんには適当に誤魔化しておきます」
ヒ「おう。先に集合かけてっから早めに戻ってこい」
「りょーかいです。・・・あ、ブラックシールドの時はヒル魔先輩の幼なじみの少年という設定でいくんで、呼び捨てとかタメ口してもいいですか?」
ヒ「・・・なんだその設定。ま、テメーのやりやすいようにしやがれ」
「ありがとうございます♪ ・・・まもりさーん!デジカメの調子が悪いんで、使い捨てカメラ買ってそのまま撮影してきますね!」
ま「うん、わかった。気を付けてね」
「はーい♪」
琴音は自分の荷物を抱えると、更衣室へ向かった。
――――・・・
「うー、ドキドキするなぁ・・・おっと早く行かないと」
琴音がチームへ歩いていく。
すると、メンバーが妙にザワついているのに気づいた。
あちこちから「ブラックシールド23って誰だ?」との声があがっている。
「(早速私の話題か・・・設定忘れないようにしなきゃ)」
ヒ「・・・噂をすれば、二人目のヒーローのお出ましだ」
一同「「「「おおおおー!!」」」」
「・・・ヒル魔、ヒーローとかは止めろ・・・むず痒くてしょうがない」
セ「(琴音!? っていうかヒル魔さん呼び捨て!? ;;)」
ヒ「ケケケ、テメーは昔から何処でもヒーローだったろうが」
石「え、二人は知り合いなのか?」
「知り合いも何も、幼なじみだよ」
一同「「「ぇええええぇえ!!!? ;;」」」
琴音の一言に、一同は驚きの声をあげた。
・・・勿論、琴音の設定である。
ヒ「俺の一つ下の一年だ」
「よろしく」
選手A「クールでカッコいいな~」
選手B「だよな。それに、あのヒル魔が認めた人だし、実力もあるだろうな」
ヒ「よし、いいかてめーら!今日の試合はこの前とは訳が違う!あんなママゴトフットボールじゃねえ。戦争だ!」
選手A「・・・つーか進が出てくんだろ? マジ帰りてーんだけど;;」
選手B「うわ去年の練習試合思い出したくもねえ・・・」
セ「去年? 何かあったんですか?」
栗「助っ人が2人骨折られたの」
ヒ「安心しろ。ボール持つのはアイシールド21とこのブラックシールド23だ。進のタックルは全部コイツらに行く」
選C「なんだ良かった~」
選D「骨折られるとしたらあの人達だね」
選手達はホッと胸をなでおろした。
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