6th down
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翌日・・・
【部室】
ヒ「おい、赤毛」
「はい?」
練習に行こうと琴音が防具を着けてグラウンドへ行こうとすると、ヒル魔に呼び止められた。
ヒ「練習もそうだが、試合に出る時はこのウィッグ被って髪が出ねぇようにしろ。赤毛で長い髪の奴はテメーぐらいしかいねーからな」
「おぉ、金髪だ・・・どれどれ」
琴音は早速そのウィッグを被り、鏡を覗きこんだ。
「わ~、なんか変な感じ」
セ「琴音、練習行こう・・・って、えええぇ!? 琴音!? どうしたのその頭!;;」
「あ、セナ。正体バレないようにウィッグ貰ったんだけど似合うかな?」
セ「う、うん・・・なんか似合いすぎててちょっと怖い・・・」
ヒ「よし、じゃあ練習行くぞ。赤毛、もうメット被っとけ。」
「はーい」
琴音はヒル魔に言われた通りにメットを被ると、二人の後に続いてグラウンドへ向かった。
【グラウンド】
グラウンドへ行くと、ちょうど栗田が道具を準備し終えたところだった。
栗「やあ。ちょうど準備できたところだよ」
「よーし、今日も頑張るぞー!」
セ「琴音、やる気満々だね・・・」
「セナはやる気ないの?」
セ「ない訳じゃないけど・・・琴音よりはないかな・・・;;」
「そっかー。ま、早く準備運動して始めようよ!今日は試したい事があるんだ!」
栗「試したい事?」
「ふっふっふ・・・タックルの練習なんだけどね。 昨日進さんにスピアタックル見せてもらったから出来るかな~って」
ヒ「ケケケ、んな簡単に出来る訳ねーだろ」
「完璧にとまではいかないでしょうけど・・・似た感じのなら出来るんじゃないかと」
ヒ「じゃあ俺が試してやらぁ。出来たらなんか奢ってやる」
ヒル魔の奢ってやるという言葉に琴音の目が輝いた。
「ホントですか!? じゃあパフェがいいです!パフェ!」
ヒ「出来たらな」
「やったー!パーフェ、パーフェ♪」
琴音はやる前から既に食べる気満々である。
それを見たセナと栗田は「色んな意味で琴音(ちゃん)って凄い・・・」と声を揃えて言ったのだった。
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