5th down
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「・・・別に引き留めるつもりはない。つまらないものをやっていてもしょうがないしな。嫌ならそのまま手を引かれて何処にでも行け」
セ「・・・・・・」
「でも、少しでもアメフトを楽しいと思ったならその手を離して此方に戻って来い。・・・これはセナ自身がどうしたいかの問題だ。」
セ「・・・僕、自身・・・」
セナは少し考えると、自然とその手を離した。
ま「セ、ナ・・・?」
セ「いいんだ。ごめん、まもり姉ちゃん。僕、残るよ」
ま「だ、だって!;;」
セ「続けたいんだ。アメフト部!
ま「セナ・・・で、でも此処にいたら何されるか・・・;;」
「(・・・随分過保護な人だ。ちょっと苦手なタイプかもな・・・)」
セナを心配するまもりを見て、琴音は眉間にシワを寄せた。
すると、琴音の隣に居たヒル魔が何かを閃いた。
ヒ「いやーセナ君に仕事押し付けすぎた。そりゃミスもするね!鈴原さんはマネージャーの仕事しながらチアもやってくれてるし、セナ君は主務の仕事とマネージャーの手伝いもやってるからな~!マネージャーがもう一人いりゃ二人の負担も減って上手くいくんだがな~」
ま「マネージャー? 女子でもいいの?誰でも入れるの?」
まもりの問いかけに、栗田は黙って頷いた。
ま「じゃあ私が入る!」
セ・栗「「えーー!?」」
ま「これで安心だよセナ!」
セ「あ、あのまもり姉ちゃん騙されて・・・;;」
ヒ「労働力ゲ~~ット」
「・・・セナ」
セ「琴音?」
ま「! セナをいじめないで!」
琴音がセナに話しかけると、まもりが間に割って入った。
セ「ま、まもり姉ちゃん!琴音は・・・!」
「・・・あらら、随分嫌われちゃったみたいだね。まぁ、しょうがないか。じゃあ着替えてくるよ。・・・・・・おかえり、セナ」
セ「琴音・・・。うん、ただいま。」
琴音はふっと笑うと、踵を返してトイレに向かった。
ま「・・・・・・」
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