5th down
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琴音が石丸に注意していると、ハーフの美人な女の人が走ってきた。
「(あ、確かセナの幼馴染みの・・・まもりさん、だっけ?)」
ま「あ、石丸君!セナいる?」
石「主務でミスったとか ヒル魔が・・・裏で殺されてる」
ま「えっ!? セナー!;;」
「(うわっ!セナ、バレたらまずいよ!;;)」
琴音はバッとセナの方を見ると、ヒル魔に急かされて猛スピードで門から出ていった。
セナのスピードなら何とか間に合いそうだ。
その間にヒル魔はトライフォーポイントで適当にキックを飛ばす。
アナウンス『試合終了ー!6-3でデビルバッツの勝利です!』
「ヒル魔先輩、お疲れさまです!」
ヒ「おお。テメーも桜庭と進の排除、よくやった」
「へへっ♪」
ま「ヒル魔!くん!」
ヒル魔が琴音を褒めていると、まもりがセナを連れて声を荒げた。
ま「今まで一年間、泥門高校でのあなたの蛮行言っても聞いてくれないから風紀委員会でも諦めてた。でも今日だけは・・・今日だけは私が許さない!」
ヒ「ほ~~? 許さないとどうなる?」
ま「許さないと・・・・・・・・・」
ヒ「部活停止処分の申請でもするか?」
ま「そんなことはしない。今、大会中でしょ・・・失格になっちゃうじゃない」
ヒ「・・・・・・」
ヒル魔は脅迫手帳を鞄から出そうとしたが、まもりの言葉に手帳を出すのを止めた。
ま「とにかく!セナをいじめるのだけはやめて!もうセナに関わらないで!」
そう言うと、まもりはセナのてを引いた。
セ「わ!;;」
ま「私がもっといいクラブ探してあげる。ほら行こ、セナ!」
「・・・セナ、一つ聞く。無理やりでも、アメフト楽しいと思ったか?」
セ「・・・琴音?」
手を引かれていくセナに琴音は言った。
その表情は今までになく真剣で険しかった。
「楽しくなかったのなら構わない。そのまま出ていけ」
ま「ちょっと、あなた! 勝手にセナを巻き込んでその言い方・・・!」
「あんたには聞いてない!」
ま「ッ!」
初めて怒鳴る琴音に、誰もが目を見開いた。
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