4th down
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「セナは無理やりやらされてるんだから、嫌なら逃げたっていい。セナの代わりに私が出ればいいんだし。・・・でも忘れないで。ヒル魔先輩や栗田先輩は貴方にも優勝を懸けてるって事。」
セ「・・・琴音・・・」
「さ、早く行こう。・・・それに、今回はこっちが勝ってればセナが出る必要はないんだからさ♪」
セ「そ、そうだよね!;;」
二人はお互いの顔を見合わせると、円陣の中に入った。
ヒ「いいかてめーら。負けたら終わりのトーナメント、いい試合しようなんて思うなよ。ぜってー倒す。それだけだ」
全員「「「「ぶっ・こ・ろす!! Yeah!」」」」
アナウンス『それでは泥門デビルバッツ対恋ヶ浜キューピッドの試合を始めます』
アナウンスと共に選手達がフィールドへ入っていく。
セナはベンチへ、琴音はその近くで(元)恋ヶ浜の女の子達と応援を始めた。
笛の音と同時に試合が始まり恋ヶ浜キューピッドの攻撃。
ラインがぶつかり合い、クォーターバックの初條がパスを投げようとするが栗田があっという間にラインを崩しか初條を潰す。
暫くその流れが続く。
「流石栗田先輩!・・・ん、あれは・・・セナ、私ちょっと行ってくるね。ヒル魔先輩に聞かれたらマークしてるって言っといて」
セ「あ、うん。わかった」
セナにそう言って、琴音はその場を後にした。
―――・・・
桜「えー、現在第2クォーター終盤。両チーム未だ得点無しと・・・」
「さっくらばさーん♪ 偵察ですか?」
桜「うわぁ!? 琴音ちゃん!ビックリした・・・;;」
ひょいと桜庭の後ろから顔を出した琴音に思わず肩を揺らした桜庭。
危うくビデオを落とすところだった。
「こんにちは♪ あ、こちらの方は進さんですか?」
桜「そうだよ」
進「・・・桜庭の知り合いか?」
桜「うん。この間夕食ご馳走になったんだ」
「初めまして、泥門高校アメフト部の鈴原琴音です。」
進「・・・進清十郎だ」
「よろしくお願いします」
琴音は桜庭の隣に座ると、二人と一緒に試合を見始めた。
デビルバッツの攻撃。
ヒル魔がラインの隙間を狙ってボールを投げた。
しかし、所詮助っ人の寄せ集め。
選手はボールを取りこぼしてしまった。
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