4th down
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「・・・あらあら、可愛いそうに。貴方がこんな所で油を売っているから、貴方のチームの子が皆餌食にされちゃったわよ? ・・・あら?そもそも恋ヶ浜高校は男子校だったかしら?」
初「え?」
初條が振り返ると恋ヶ浜サイドには女の子が一人も居なかった。
女「あージャリプロの桜庭くんだ!ホントに桜庭くんと合コンできるの!?」
ヒ「おー、てめーらの応援でウチが勝ったらな」
初「イヤーーー!! ;;」
初條の彼女も含め、恋ヶ浜の女の子達はヒル魔に桜庭と合コンができると言われ、あっさりとデビルバッツに寝返った。
チア「「「「GO!! DEVILBATS!!」」」」
ヒ「YAーHAー!満足か糞ヤロー共!!」
「はい、初條さん。彼女さんは後で引き取りに来てくださーい♪ (ざまぁmg(^∀^)ww)」
茫然とする初條をチームへ返すと、琴音はセナの所へ歩いていった。
セ「琴音、なんか凄かったね・・・あんなニコニコしながら平然と毒吐くっていうか、なんかヒル魔さんみたいっていうか・・・;;」
「私、ああいう大した顔でもないのにナルシストでリア充のくせにすぐナンパするような男大嫌いなの! あー、触られたとこ気持ち悪いから洗ってくるっ!」
セ「・・・う、うん ;; (本当に嫌いな人だとあんなに態度変わるのか・・・琴音にもそういうのあるんだなぁ)」
水道に一直線に走っていった琴音を見てセナは思ったのだった。
「あーやだやだ。結構心が広いと言われる私でもあのタイプだけは受け付けないわ・・・;;」
洗い終わって戻っていくと、栗田とヒル魔がセナに簡単にルールを教えていた。
セナがボールを持って、栗田がタックルしにかかると、セナはものすごい早さでそれを避けた。
「おぉ~、流石セナ。才能あるよ」
ヒ「やっぱこいつ今日の試合から出そう」
セ「ひ~;;」
栗「そ、そんなイキナリ、ムリヤリ・・・;;」
ヒ「勝てそうなら出さねーよ。秘密兵器ばらす事もねーしな。でもヤバけりゃワンポイントでも出す!」
「・・・ヒル魔先輩。今日の試合、王城の桜庭さんが視察に来るそうです」
ヒ「そうか・・・。赤毛、もし糞チビを出す時が来たら適当に排除しとけ。要は見られなきゃいい。」
「わかりました。念のため来たらマークしておきます」
ヒ「ああ」
栗「・・・琴音ちゃん、だんだんスパイみたくなってきたね・・・;;」
「ふふ、性別関係なく選手として受け入れてくれたこのチームで絶対勝ちたいんで。その為にやれることはやっておきたいんです」
栗「・・・琴音ちゃん」
ニコッと笑う琴音に栗田は感動した。
「まぁ、そう言う事だから。セナも主務兼選手で頑張ってね♪」
セ「・・・あ、あれ? 急にお腹がイタタ・・・ガンかな?今日は運動は無理かな~?なんて・・・;;」
ヒ「よし、集合!」
「セナ、ヒル魔先輩に何言ってもムダだよ・・・。あと、本当に・・・どうしても痛いのが嫌で逃げたいっていうなら私は止めないよ」
セ「え・・・」
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