4th down
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒル魔の隣に座った琴音は電車に揺られながらトーナメント表を見ていた。
セ「今日の一回戦の相手って強いんですか?」
栗「いや、かなり弱小のはず。もしかして勝っちゃうかもね!デビルバッツ初勝利!」
ヒ「勝っちゃうかもじゃねえ、勝つんだよ」
栗「トーナメント表ある?東京大会の」
「あ、どうぞ」
栗「ありがとう。わー今年ちょっとチーム増えたね!」
琴音が栗田に表を渡すと 、セナは栗田の隣に座り、トーナメント表を見始めた。
セ「いくつ勝てば関東大会だろ? 遠いな~・・・ん?」
気づけばトーナメント表はヒル魔によって火がつけられていた。
セ「ひいいいいいッ!!? ;;」
ヒ「余計な事考えてんじゃねーよ!今日の試合勝つ!今はそれだけだ」
セ「今日のとこしか見えなくなっちゃった・・・」
ヒ「いいんだよそれで!一回戦の相手は・・・恋ヶ浜キューピッド!」
琴音は恋ヶ浜が弱小チームだと聞いて、ヒル魔に声をかけた。
「・・・ヒル魔先輩、その恋ヶ浜戦に私出ますか?」
ヒ「いや、今日は出さねぇ。弱小チームにわざわざ秘密兵器ばらす事もねーしな。まぁ、ヤバけりゃ糞チビを出すから赤毛は今日はマネージャーだ」
セ「ええぇ!?;;」
「マネージャーかぁ・・・あ、そういえばさっきチアが来るとかなんとかって言ってたじゃないですか? あれ、私じゃダメですか?」
ヒ「あ?」
「まぁ、私じゃみんなの士気上げられないでしょうけど・・・その、チアの衣装が着てみたくて・・・///;;」
へへへと恥ずかしそうに言う琴音にヒル魔はピンときた。
ヒ「ケケケ、糞ヤロー共も満足するだろうし、良いだろう」
「ホントですか!? やったー♪ あ、でも私一人じゃあれですよね? どうします?」
ヒ「残りは現地調達できるから大丈夫だ。よし赤毛、向こうに着いたらすぐ着替えてこい」
「はーい! セナ、やったよ!チアできる!」
セ「う、うん、よかったね!/// (琴音、そんなにチアやりたかったんだ・・・)」
セナは琴音のチアリーダー姿を想像して、少し顔を赤らめた。
それに気づかないほどはしゃいでいた琴音は、試合会場に着くまでワクワクしっぱなしだった。
.