3rd down
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栗「セ、セナ君!この才能を埋もれさせちゃいけないよ!!!」
「あーらら、良いとこ持ってかれちゃったかな?」
ヒ「ケケケ、とりあえずテメーも走ってみやがれ。5秒の壁切ったら選手として使ってやる」
栗「ヒ、ヒル魔・・・そんな5秒の壁切るのはちょっとハードル高いんじゃ・・・;;」
「まっかせてください! セナ、追い付いてやるから覚悟しといてね!」
セ「ええぇ!? ;;」
栗「追い付くって・・・;;」
ヒ「・・・なかなかのバカだな」
楽しそうにスタート地点まで走っていく琴音を見て、セナは唖然と、栗田とヒル魔は「黄金の脚に追い付くなんて無理だろう」と呆れたのだった。
「・・・よーし、いっちょマジでいきますか! 準備OKです!」
ヒ「よーい」
ドン!
ヒル魔はさっきと同じバズーカを発射した。
本日二度目の花火が上がる。
その下を静かに琴音が駆け抜けていく。
まるで夜空を駆ける流星のように・・・
三人「「「なっ!?」」」
タイムを止めた時、三人は目を疑った。
表示されたタイムは
4秒2。
ケルベロスなしでセナと同タイムを叩き出したのだ。
「ほら、セナに追い付いたよ♪」
セ「う、うそ・・・信じられない・・・!;;」
栗「そんな・・・!こんなことって!! ;;」
ヒ「YAーHAー!糞赤毛!今日からテメーも選手だ!素性知られねぇように試合中は色つきアイシールドを付けて出やがれ!!」
「ホントですか!? やったぁー!先輩ありがとうございます!」
ヒ「!?」
琴音は喜びのあまり、思わずヒル魔に抱きついた。
栗・セ((!? な、なんて命知らずな・・・!;;))
「あっ、す、すみません!! 昔から嬉しくなるとすぐ抱きついちゃう癖があって・・・///;;」
ヒ「・・・ケケケ、変なヤツだな。」
栗・セ「「!!?;;」」
セ「あ、あのヒル魔先輩が・・・;;」
栗「優しくあしらってる・・・!;;」
てっきり怒るか冷たくあしらうかと思っていたヒル魔の予想外の対応に、栗田とセナはただただ驚いていた。
ヒ「黄金の脚が二人・・・春の大会はもらったな」
栗「あ、そういやもうすぐだね大会」
ヒ「そろそろ助っ人集めねえとな」
栗「で、いつからだっけ、大会?」
ヒ「明日。」
栗・セ「「「はやーー!!! ;;」」」
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