3rd down
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琴音の後ろで悪魔の形相を浮かべるヒル魔に、セナは渋々スタート地点に立たされた。
ヒ「あの脚なら5秒の壁切れるだろ」
栗「・・・ホ、ホントにセナくんが? そんなに・・・・・・??」
「(そういや、初日に見たすごい速さで走ってたのセナだったな・・・)」
栗「でもさおかしくない? そんな爆速なら中学で有名になってると思うけど」
ヒ「ん~~そういや・・・まあ、ともかく測ってみりゃわかるだろ。よーい」
ドン!
ヒル魔の撃ったバズーカから打ち上げられたのは花火だった。
再び風圧でビリビリと建物が振動する。
その下でセナはスピードを上げる。
「セナ、5秒0!」
栗「おおお5秒の壁ジャスト!!」
セ「う・・・うそっっ!;;」
ヒ「「・・・・・・」」
驚くセナと栗田に対して黙るヒル魔と琴音。
ヒル魔は直ぐにパソコンを開くと、何かを調べ始めた。
ヒ「小早川セナ、中学時代の体力測定は反復横飛びだけ学年一位か!」
セ「!! ;;」
「パシりで鍛えた瞬発力か。・・・まぁ、徒競走だと急かされてるわけじゃないからすぐスピード緩めちゃう。だから記録出ないんだね。」
ヒ「緩めさせなきゃいいわけだ」
そう言うとヒル魔は犬用のおやつを一つ、セナの背中へ入れた。
ヒ「ケルベロス!!!」
ヒル魔が叫ぶと、何かの足音が近づいてきた。
そして・・・
ケ「オ゙オオーン!!!」
雄叫びを上げて、ケルベロスと呼ばれた犬がセナに襲いかかった!
セ「ひいいいいいぃぃぃぃ!!!! ;;」
「おっ!やるぅ♪」
すごいスピードで走っていくセナのタイムは・・・
ヒ「YAーHAー!見やがれヤツの本領を!高校記録どころじゃねえ!NFLのトップスピードだ!こんなもん誰にも止められねえ!黄金の脚だ!!」
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