3rd down
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「あ、ヒル魔先輩。40ヤード走やりたいです!」
栗「僕もさすがに首痛いから、それやって終わりにするよ 」
ヒ「40ヤード走か、久しぶりだな。ヨシ、測定してやらあ」
ヒル魔はカチカチとストップウォッチをセットすると、琴音に渡した。
ヒ「朝練の成果を見せやがれッ」
栗「そ、そんなすぐ速くならないよ!;;」
セ「40ヤード走って何秒くらいなものなんですか?」
ヒ「普通の奴なら5秒台。5秒の壁が凡人と短距離選手の境界線だな」
「高校生で4秒8とか出したらどこ行ってもエースだね」
ヒ「高校最速は進って奴の4秒4。ま、こいつはバケモンだけどな」
「あ、栗田先輩準備できたみたいです!
スタート地点で栗田が両手を挙げている。
ヒ「おっし、じゃー行くぞ」
「セナ、こっちこっち♪」
セ「わわっ;;」
琴音はセナの手を引いてヒル魔と反対側に立つと、ヒル魔に合図を出した。
ヒ「よーい・・・」
ドン!
スタートの合図にヒル魔はバズーカを発射させた。
辺りはその風圧でビリビリと揺れた。
馴れているのか、栗田はバズーカの音に臆する事もなく、その大きな巨体を揺らしながら走った。
ピッ
「栗田先輩、6秒5です!」
ヒ「こ・の・糞デブ!! 前より遅くなってんじゃねーか!何が朝練だ!!」
栗「しょうがないじゃん疲れてるんだから~~っ!! ;;」
セ「・・・・・・;;」
「セナが走るの楽しみだわぁ」
セ「僕は走らないってば!;;」
ヒ「えーい 見てやがれ!」
セ「!? はやっ!! ;;」
気付けばヒル魔が既にスタート地点で構えていた。
「んじゃいきます! よーい、ドン!」
琴音の合図で走り出したヒル魔。
そのタイムは・・・
「ヒル魔先輩、5秒1です!」
ヒ「YAーHAー!自己ベストタイ!!」
セ・栗「「「おおーっ!!」」」
「じゃあ次はセナ測ろうか!」
セ「ええっ!? 琴音ちゃんが先に・・・;;」
「私が先に走ってセナより遅かったら萎える。・・・って事でいってらっしゃい♪」
セ「そんな笑顔で言わないでよ・・・;;」
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