3rd down
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ヒ「えらい早いな」
暫く練習しているとセナを引きずったヒル魔がやって来た。
栗「あ、オハヨー」
「ヒル魔先輩おはようございます! セナもおはよう!」
ヒ「おう」
セ「お、おはよう・・・;;」
栗「いやー3人以上になったのって創部以来でしょ? もう嬉しくってつい早起きをね」
「私は1時間前に来たばかりですけど・・・」
栗「僕、張り切りすぎて朝の2時から始めちゃったよ」
セ「・・・・・・;;」
ヒ「バカだ。バカがいるぞ」
ヒル魔が呆れたように栗田を指差していると、ベキッと金属が折れる音がした。
見てみると、さっきまで栗田が使っていたタックルマシーンが見事にへし折れていた。
ヒ「あ―― バカ!ぶっ壊しやがったな!!」
セ「(怪力・・・恐ろし・・・;;)」
ヒ「ちっ、しゃーねェ。また校長騙して買わせっか」
セ「(・・・・・・この人のがもっと恐ろしい;;)」
「ねぇセナ。一緒に練習しようよ! 楽しいよ♪」
琴音はラダードリルをしながらビビるセナに声をかけた。
セ「だ、だから僕は主務だよ!;;」
「・・・ふむ、じゃあどんな練習をするのか説明するよ。主務なんだから知っとかないと」
セ「そ、そうだね。・・・ところで、琴音がやってるそれは? はしご?」
栗「あ、それはねラダードリルって言って、琴音ちゃんがやってるみたいにステップの練習をしてアメフトの動きを覚える基礎トレーニング」
セ「こう・・・穴を踏むんですか?」
栗「そうそう」
琴音の真似をしてラダーの穴に足を置いたセナを見て、にやにやしながら琴音が声をかけた。
「おや? セナくんも興味を持ち始めましたかな?」
セ「はっ!(危ない危ない! いつの間にか練習に参加するところだった!;;)」
「はははっ!セナくんカーワイイっ♪」
セ「なっ!可愛いって・・・からかわないでよ!///;;」
ヒ「んじゃまァ、ラダーから一通りやっか。新人もいる事だしな」
セ「ひいいい!;;」
セナは琴音にからかわれて顔を真っ赤にすると、今度はヒル魔に引きずられて顔を真っ青にさせた。
琴音はコロコロ変わるセナの顔を見て「おもしろい子だな」と笑った。
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