13th down
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「ナイスタックル〜♪」
セ「あ、ありがとう!」
セナと琴音がグータッチをしていると、原尾と笠松が栗田達の所へ歩いてきた。
原「余のチームのラインに少しでも敵うと思ったか?」
笠「そんなデカい体して、試合開始直後に青天はに〜だろ〜〜!みっともにーなあ!!」
そう吐き捨て、2人はチームへ戻っていった。
その言葉に栗田は意気消沈してしまった。
「栗田先輩!試合はまだ終わってないんです!しっかりしてください!!」
栗「…うん」
「(ありゃりゃ…完全に呑まれちゃってるな)」
琴音の励ましも虚しく、スフィンクスがタッチダウンまで残り56ヤードから試合再開した。
ラインがぶつかり合うも、直ぐに壁は破られ、更にはライン全員が青天となってしまった。
観客からは馬鹿にされ、笑い声が会場に響く。
栗「………ごめんみんな…生まれて初めて…5人のラインマンが揃って、あんなにみんなで練習したし、もしかして…って思ったんだ。太陽に挑戦なんて無茶だったよ。笑い者にしちゃって…ごめんね」
十黒戸「「「……」」」
ヒ「『小市民達はいつも挑戦者を笑う』周りの嘲笑を振り切ってアメリカに挑戦。見事成功した偉大な選手の言葉だ」
栗「…野茂さん?」
ヒ「いや、アイシールド21」
モ「お前そんな格好いい事言ったのか?」
栗「あれっ、でもセナくんアメリカなんか…」
モン太の問にセナは思い切り首を振り、栗田はヒル魔に目を潰された。
ヒル「太陽のラインに挑戦が無茶だぁ?3ヶ月後にはどーせ太陽含む関東全チームぶっ飛ばすんだぞ!」
栗「そっか…そうだよね。太陽に勝てたら…大会でも通用するよね?5人のラインマンって胸張れるよね?」
ヒ「たりめーだ、クリスマスボウル行くんだろ!!」
ヒル魔の言葉で栗田は立ち直った。
そして試合再開。スフィンクスに前進され、ラインは何度も青天され続けた。
笠「しーしし、また青天!さすがはチンカス3兄弟!!」
観客「おいおい何度目だー!?」
モ「ムキャー!いくら敵地だからってあの客…いい加減怒りMAXだ!」
「落ち着けモン太。どうせ試合終わる頃にはライン組のこと馬鹿に出来なくなるんだ。怒るだけ無駄だ」
モ「そうは言ってもよ、やっぱり人の努力を馬鹿にする奴は許せねーよ!」
「気持ちは俺もよく分かる。一人一人殴ってやりたいくらいだが、今言った所であいつらには負け犬の遠吠えに過ぎないんだよ」
モ「くそー!腹立つぜ…!」
「…だから分からせてやるんだ。全員で何度でも食らいついてな。さ、次始まるぞ」
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