13th down
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笠「に?」
十「……琴音?」
原「何だお前は。余達に何か用か?」
「…あなた達、太陽スフィンクスの原尾さんと番場さんと笠松さんでしょ?」
番「…そうだが」
「私は泥門デビルバッツのマネージャーやってる鈴原琴音です。…私の仲間が喧嘩ふっかけちゃったみたいですみません」
原「マネージャーは少しは礼儀があるようだな」
笠「にししし!こんなチンカス3人の居るチームにしてはいいマネージャーじゃにーか!」
「…原尾さん、あなたのチームには大変口の悪い下品な小学生がいらっしゃるようで。いえ、小学生の方がまだ常識がありますかね?」
笠「にッ!!!? おみーもコイツらみたいにぶっ飛ばしてやろうか!」
番「やめろ笠松」
原「そうだ。余の顔に泥を塗るつもりか?」
笠「す、すまにー…;;」
原「ふん、ではもう行くぞ」
「…笠松さん」
笠「あ?」
3人が立ち去ろうとした時、琴音は笠松に声を掛けた。
「…うちの仲間バカにした事、次の試合で後悔するから覚悟しな」
琴音の睨みに笠松は背筋がゾワりとした。
笠「なっ!! そ、そんな訳にーだろ!!;;」
そう吐き捨て、3人はその場から去っていった。
「嫌なヤツ…。十文字くん、黒木くん、戸叶くん! 大丈夫?骨折ったりしてない?;;」
十「…ああ、大丈夫だ…」
戸「……俺ら、惨めだな」
黒「……うるせェ」
「とりあえず簡単に手当てするね。終わったら私は部室に戻るけど、3人はどうする?」
十文字達は顔を見合わせ、何か決意したように言った。
十「俺達も戻る。負けたままじゃいられねぇ…!」
黒「ぜってぇアイツらぶっ飛ばしてやる!」
戸「試合までに鍛えねぇと…!」
琴音は3人の言葉を聞くと、嬉しそうに微笑んだ。
そして真っ直ぐな瞳で3人に言った。
「…相手は最重量級のライン。簡単にはいかないだろうけど、私、3人なら絶対に倒せるって信じてるから!」
3人「「「 …! おう!!」」」
そして、やる気をみなぎらせる3人を手当てして琴音達は部室へ向かったのだった。
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