旦那さまは神威くん!!9
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「・・・!」」
「・・・ゆい!」
誰かの呼ぶ声が聞こえて・・・
私は目を開ける。
「ゆい!やっと目が覚めた!
よかった~!」
神威は心底安心したといった顔をして、
そう言った。
「神・・・威・・・?」
「子供産んだあと、ゆい、
気失ったんだよ。」
「そう、だったんだ・・・」
「がんばってくれてありがとう、
ゆい。ほんとにありがとう・・・」
神威は私の手を握って何度も何度も感謝するように
そう言ってくれた。
「神威・・・・」
神威が本当にうれしそうに、幸せそうに微笑んでくれるから・・・
私も頑張ってよかったと思う。
「赤、ちゃんは・・・?」
「となりのベットに居るよ?」
神威はそう言って
私のとなりのベッドから赤ちゃんを抱き上げて私に渡す。
「ほら、ママだよ♪」
神威は優しい表情で赤ちゃんにそんな事を言う。
「女の子だよ?」
「そう、だったんだ・・・」
私の腕の中でスヤスヤと眠る赤ちゃん。
神威と・・・私の・・・、
血を分けた子。
「ふふッ・・・
この子、神威にそっくり・・・」
「そう?
目元はゆいに似てると思うケドなぁ」
その子はまるで、
神威をそのまま赤ちゃんにしたみたいに
神威そっくりで・・・
「このアホ毛なんて、
まんま神威じゃん。」
「あ。それは俺も思ったカモ。
やっぱ俺の子だな~って。」
私たちはそう言って笑い合う。
「ゆい。」
「ん?」
神威は急に真剣な表情になって、私を見つめる。
「ほんとにありがとう・・・」
「うん・・・///」
「俺、ゆいに出会えて、
この子に出会えて・・・ほんとに良かったよ。」
「わ、私も・・・///」
「これから・・・
この子と三人でずっと一緒にいようね?」
「うん///」
「愛してるよ・・・」
「私も・・・愛してる・・・」
神威は、
赤ちゃんごと私を抱き締めた。
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