旦那さまは神威くん!!9
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陣痛が始まって・・・
ついにお産の時がやってきた。
「ゆい!
大丈夫?!つらい?しんどい?
寒くない?!」
私のとなりでオロオロ、アタフタしている
神威。
「んんッーーー!!!!
だ、大丈夫なわけ、あるかッ・・・!
痛くて・・・死ぬッ!!」
私は思ったままを神威にぶつける。
ていうか、ホント死ぬほど痛い。
痛すぎる・・・!
「痛ッいーーーー!!!!」
「ゆい・・・。
頑張って・・・」
そう言って私の手を握る神威。
「も、無理!
神威、変わっ・・・てっ!」
「変わってあげられるもんなら
ホント変わってあげたいよ・・・」
そう言って悲しそうな顔をする神威。
そんな慰め言ってもらっても、
私の痛みがマシになるわけじゃないし!
「んんーーーーッ!!!」
「ゆい・・・」
「ふっ・・はぁはぁ・・・
んんんッーーーーー!!!!!」
「ねぇ、ゆい・・・」
「?
な、なに・・・?」
「なんか俺・・・今のゆいの姿に
欲情したかも・・・」
「・・・?!
バ、バ神威!!///
ひ、人が苦しんでる時に、何考えてんの!///」
私はそう言って、
神威の頭をペシッと叩く。
「だ、だって・・・
今のゆい、めちゃめちゃ色っぽくて・・・」
「い、今、
神威の相手してる余裕ないんだから!
変な事言わないで・・・!」
「ごめん・・・」
「んんんーーーー!!!」
それから・・・
私は何時間も苦しみ続けた。
そして・・・
「オギャーーーー!!!!!!」
「う、産まれたよ!
産まれたよ、ゆい!」
そう言って、神威は産まれたばかりの赤ちゃんを
抱き上げて、私に見せた。
神威によく似た赤ちゃんが、
オギャーオギャーと泣き声をあげて
泣いていた。
「よか、った・・・」
私は感動で涙を流す。
そして、
ホッとした瞬間、意識が遠のいていった・・・
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