旦那さまは神威くん!!8
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それから何度も何度も、神威はドアの前で、私に出てくるように言っていたが、私は部屋に引きこもりっきりで、願として出ようとはしなかった。
コンコンとドアを叩く音がする。
「阿伏兎だ。
メシ、ドアの外に置いとくぜ?」
「い、いらないって言ったでしょ?!
私の事はほっといて!」
「・・・・・なぁ、ゆい。
まだ、団長と話す気にはなんねぇか?」
「まだも何も、永遠に話す気なんてないわ!
いいから、ほっといて!」
「・・・団長、相当落ち込んでんぜ?」
「・・・・!」
「確かに、団長のしたことはお前さんにとって許せることじゃねーかもしれねー。けど・・・・団長は、心からお前さんの事を愛してる。」
「・・・・・。」
「お前だって、今でも好きなんだろ?団長のこと。」
「・・・・!」
「・・・話しだけでもいいから、聞いてやってくれや…。」
阿伏兎はそう言うと、その場を去った。
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