旦那さまは神威くん!!5
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「それ・・・マジか?」
「うん。信じられないだろうけど、信じて。」
「まさかな~、あの団長が、お前ェさんを気に入るなんてなぁ~。」
「そこかよ!!!
過去にタイムスリップしてきた事に驚け!!」
「・・・そらぁ、信じられねー話しではあるがな。だがおめェさんが、嘘をついてるようには見えねーからな。」
「阿伏兎・・・。」
私のこんな話しを信じてくれるなんて・・・。
「・・・にしても、ほんとにあの団長が、お前ェさんに子供産んでくれなんか言ったのかァ~?」
「うん。毎日の様に言ってるし。それに、アイツ、毎日の様に、私にベタベタまとわりついてくる。この時代の神威とは正反対・・・。」
「へぇ~。あの団長がねェ~。1年後にはそんなんになってんのかぁ~。そりゃァ、見てみたいもんだぜ。」
「いや、1年後には会えるから!」
てか、私、これからどうすんだっ?
つか私、ちゃんと元の時代に戻れんだろうか・・・?
まさか、このままって事も・・・。
というか、私、この時代の神威にめちゃめちゃ嫌われてたよねっ??!
ってことは、1年後の未来が変わっちゃうって事じゃ・・・。
「それは多いにあり得るな。」
「おわ!阿伏兎!勝手に心の声に答えないでよ!」
「本来出会うはずだった時と違う時にお前らは出会っちまったんだ。未来が変わっちまってもおかしくはねー。」
「そ、そんな・・・。」
「だから、これからは団長と関わらないようにする事だな。」
「う、うん・・・。」
「それと・・・、これは忠告だ。
お前の知ってる団長が、どんな人かは知らねーが・・・こっちの時代の団長は、少しでも気に入らねーヤツが居たら、ためらわずに殺すぜ?」
「・・・!!」
「そして・・・、それはお前ぇさんも例外じゃねぇ。」
「・・・!!」
神威が、・・・私を殺す・・・?
あの神威が・・・?
ううん。違うんだ。
私の知ってる神威はここには居ないんだ・・・。
さっきの、冷え切った目をしたあの人が・・・神威なんだ・・・。
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