旦那さまは神威くん!!5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「阿伏兎・・・。
ほんっとに有難う・・・。阿伏兎が来なかったら私・・・今頃、神威に殺されてたよ・・・。」
「礼はもとの世界に戻る方法を見つけたときにしろっつっただろ?
これに懲りたら、次からはもっと慎重に行動するこったな。」
「は・・はい・・・。」
「それよか
風呂に入るんじゃなかったのか?」
「あ!そうだった!」
「ったく・・・。
んじゃ俺はこれで失礼すんぜ。夜中だってのにとんだ目にあったぜ、このスットコドッコイ!」
「ご、ごめんなさい・・・。」
「じゃぁ、おやすみ。」
「うん!おやすみなさい!」
阿伏兎が出て行ったのを確認すると私は服を脱ぎ、お風呂へと入った。
シーンとだれいないお風呂場。
にしても・・・、
絶対殺されると思ったのに・・・。
神威・・・
私をどうして殺さなかったの・・・?
どんなに冷たい表情をしていても、どんなにキツい事を言われても・・・
どうしても私は、私の時代のあの優しい神威と、この時代の神威とを重ねて見てしまう・・・。
もう一度・・・・、
私の大好きな神威を見れるんじゃないかと
期待してしまう・・・。
「神威・・・。」
優しかったあなたに会いたいよ・・・。
どうしたら・・・、
あの神威をもう一度見ることが出来るの・・・?
<続く>
2010.08.09
12/12ページ