ハッピーバースデー☆
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キーンコーンカーンコーン・・・
今日の授業の終わりを告げるチャイムの音がなって・・・
「やっと終わった~~~~!!!!!」
私は一目散に教壇の前を通り過ぎ、教室を出ようとする。
すると・・・
「おぅ~い。ゆい。お急ぎのとこ悪ぃが、
お前、まだ帰らんねーよ?」
「えぇ?!な、なんでですか!」
「お前、ちゃんと授業聞いてたか?
この間の国語の授業でやった小テスト、あれ赤点だったやつは今日再テストだっつっただろーが」
「えぇぇ?!!!!
で、でも・・・///私、その、なんというか・・・・///」
「・・・高杉と誕生日デートだとしても、
例外は認められません~」
「?!!!///
な、なんでソレ知って・・・!」
「職員室会議ん時、高杉から聞いた。」
「だったらお願い、銀ちゃん!
今日だけは見逃して・・・///」
「だめったらだめ~」
「お願い~~!!」
「だめ~」
「お願い~
せんせーとの約束に遅れちゃう~」
「あんなヤツ、待たせとけばいいの。」
「えぇ?!」
「さ。再テストはじめ・・・「ったく、んな事だろーと思ったぜ・・・。来て正解だった」
「!!!!」
大好きなドセクシーな声がすると思って振り向いたら・・・そこには高杉せんせーがいた。
「保険医のせんせーがなんの用デスカ?
今から国語の再テストなんでご退席願・・・
「自分が独り身だからって妬んで嫌がらせか、あ?
見苦しぜ、銀八ィ」
「あぁ?!!!誰が妬みだ、コラ!!
俺は国語の教師として当然の事をしてんの」
「国語?
国語のテストなんざ、変わりに俺が受けて満点取ってやるよ」
「はぁ?
お前が受けてどうすんの。
てか、満点なんざとれるわけねーだろ」
「取れるぜ?
かけてもいい
もし俺が満点取れなかったら今日のゆいとのデートはキャンセルする」
「ちょ?!せんせー?!」
「そのかわり・・・もし満点取れたらゆいを解放してもらうぜ?」
「へぇ・・・おもしれーじゃねーか。
やってもらおーじゃん」
そうして・・・・なぜか、高杉せんせーが国語の再テストを受けることに(ほんとなんで?)
「ゆい。ペン」
「は、はい!」
「おい、机に座んなくていーのか。」
「必要ねぇ」
高杉せんせーはなんと立ったまんま教壇のところでサラサラとペンを走らせていき・・・
「できたぜ?」
「え?!もう?!」
「早く採点しろよ」
「わ~てるよ・・・
え~と・・・・」
銀ちゃん先生は高杉せんせーの解答を採点していき・・・
徐々にその顔が蒼白になっていく・・・
「で?どうなんだよ」
「・・・・嘘だろ・・・
本当に満点取りやがった・・・」
「・・・!!!///
せ、せんせー、やったーー!!すごーい!!///」
「この問題、すんげー難しくしてあったはずなのに・・・
高杉のヤロー」
「ま。そーいうワケだから、
ゆい、もらってくぜ?」
「・・・!!///せんせー!///」
高杉せんせーは私の腕を掴むと、そのまま教室を出た。
「今日はお前の誕生日。
忘れらねぇ特別な夜にしてやっから、覚悟しとけよ」
「・・・!!///」
本当に・・・
一生忘れられない日になりそうだ・・・///
「