未定
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7年の年月が流れ・・・
私は高杉家へと嫁ぐこととなった。
高杉様は、
名家高杉家の当主にして、
あのお顔立ち。
村中の女性から人気があり、
高杉様の婚礼の噂も一気に広がった。
そんな方と、
私は結婚できる・・・。
こんな幸せなことがあるだろうか・・・・。
「ふつつか者ですか、
どうぞよろしくお願いいたします・・・旦那さま・・・///」
今、
目の前には高杉様がいらっしゃる。
7年前と変わらぬ美しさ。
いや、以前以上に色気が増している。
7年間待ちに待って、
今、やっとこの人と夫婦に・・///
「へェ・・・。
あの時のガキが・・・
それなりには女っぽくなったじゃねーか。」
?!
口を開いた高杉様に、
思わずポカンとなった。
「あん時、しょんべんくせーガキが俺の妻だとか言われた時はなんの冗談かと思ったが・・・。」
そう言って、
あざ笑うかのようなしゃべり方をする高杉様。
あ、あれ?
なんだか・・・思っていた方と違うような・・・
「俺がお前ェに望むことはただ1つだ。」
「?」
高杉様は、
唐突にそう切り出すから、
なにをおっしゃるのかと思えばと身構えてたら・・・
「俺の子を産め」
「・・・!!?///」
「俺ァ、高杉家当主として跡継ぎを残さねーといえねぇんだ。
だから、いち早く俺の子を産め。」
「・・・!」
「ここにいる限り、なに不自由ねェ暮らしをさせてやる。
女中は余るほどいるから料理や洗濯・・・家事はなにもしなくていい。
欲しいもんがあんなら俺に言え。
なんでも買ってやる。
だから、
お前ェはとにかく跡継ぎを産むことだけ考えろ、いいな?」
「・・・・!!
・・・・・えっと、は、はい・・・・」
私の返事を聞くと、
仕事があると、
どこかへ行ってしまわれた。
なんだか・・・・、
思っていた方と、
たいぶ違うお方のようです・・・。