クリスマスの恋人
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「で?
まず最初が・・・9時、腕を組んで赤坂を歩く
9:30、宝石店でアクセサリーを見る。10時、靴屋、10時半、ブティックへ寄る。
11時、ドライブ。12時イタリアンを食べる、
1時、喫茶店でパフェを食べる2時遊園地・・・3時、映画館、4時水族館・・・って、どんだけハードスケジュールだよ。詰め込みすぎだろ、コレ」
「・・・///
す、すみませんっ!調子に乗って色々書いちゃっだけなんて、破り捨ててください、ソレ・・・!」
私はそう言って、
そのイケメンさんが持ってる紙を取ろうとしたら、
サッとかわされて、
その変わり、私の手を自分の腕へと置いた。
「へ・・・?」
「まずは赤坂歩くんだろ?」
ニッと不敵に笑ってそう言う顔が
あまりにカッコよすぎて、
見ほれずにはいられなかった。
*******
〝キャ~~wwあの人、超カッコいい~ww”
〝ヤバイwwカッコよすぎるっ・・・///”
すれ違う女の子たちが
口をそろえて、
うっとりとした声でそう言う。
それは皆、私の隣にいる、
この男に向けられたもの。
私は今、そんな人と
腕を組んで歩いている。
ヤバイ・・・ww
ものすごい優越感で顔がニヤけるww
こんなイケメンと腕を組んで歩けるなんて、
緊張しすぎて目まいがしそうっ・・・///
周りから見たら、
私たちって、恋人同士に見えてるんだよね?!
そりゃ、腕組んでるんだから、そういうことだよね?!///
やばいっ、嬉しすぎっ・・・///
にしても・・・
こんなイケメン、この地球上に存在してたんだ・・・///
私は隣で歩いている高杉さんの横顔を見て、
思わずうっとりしてしまう。
そのくらいに、
彼の顔は美しすぎる。
「・・・なに見てんだ?」
私の視線に気が付いたのか、
私の方を向いて、高杉さんがそう言った。
ヤバイっ・・・///
しゃべるとますます、イケメンっ・・・
私の方を向いて喋ってる・・///
「いっ、いえっ・・・///
なんでもないですっ・・・///」
「?・・・まぁいい。
着いたぜ?」
「え?着いたってどこに・・・
って!」
私の目の前にそびえたつのは、
高級宝石店。
こっ、ここここれは、
かの有名なっ・・・!
王室御用達の・・・!
頭に「ハ」がつく、
宝石店・・・!
何百万とかザラにするヤツでは・・・!!
「?
どうした?」
さも当然のごとく、
店の中に入ろうとする高杉さん。
「やっ!あの、ちょっと・・・
ここは・・・」
「9時30分から宝石店でアクセサリーを見る。間違ってねーだろ?」
時計を見ると、
なんと9時30分ぴったりだった。
確かに、希望のデートにそんなこと書いたけれども・・・っ
「ほら、行くぞ?」
「っ・・・?!!//////」
高杉さんは、なんと、
私の手を握って店の中に入っていったのだ。
。