クリスマスの恋人
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どっ、どどどどどうしよう!!!
とんでもないことをしてしまったかもしれない!!
それは遡ること数日前…
辺りはクリスマスモード一色。
どこからとなく聞こえるクリスマスソングや、
ツリーの飾り付け。
そして、
どこを見渡しても、カップル、カップル、カップル…
私の前にもいつか王子様が迎えにきてくれると信じて早22年。
そんなものは現れず、
親からは、
いい歳して彼氏のひとつも出来ないなんて…と嘆かれ、
このままでは孤独死もありえるなんて頭によぎる始末…。
そんな私にとっては、
クリスマス時期のこのカップルだらけの光景は拷問以外の何者でもない。
そりゃ、
私だって、
クリスマスを彼氏と過ごしたいって思うよ。
素敵な男性が居れば、
の、話しですけど…
そんな事を思っていたある日、
パソコンをいじってたら、
ある広告を見つけた。
そこにはこう書いてあった。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
クリスマスを素敵な彼氏と過ごしたい女の子に朗報です!!
12月25日の1日限定、素敵な男性があなたの彼氏になってくれます!
夢のようなクリスマスを過ごしませんか?
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
「いやいやいやいや。
ないないない!
怪しすぎるよ、こんなの。出会い系サイトみたいなんだったりしたらやだし………」
「・・・・。」
でも・・・
じゃぁ私はこのまま一生彼氏もできずに生きるの?
そんなのヤダ…
素敵な彼氏…
いや、そんなうまい話し
あるわけ…
いや、でも…
出来心って、ヤツだろうか。
いつの間にか私は
パソコンに手が伸びてて…
「なになに?
行きたいデートコース?
一日のデートスケジュールを場所、時間も含めて具体的に記入下さい…
素敵な彼氏がそのスケジュール通りにデートしてくれます、か…
結構本格的…」
私は、今までの妄想で彼氏としたことを思い出しながら、
我ながら最高すぎる
デートプランを打ち込んだ。
そして
申し込みボタンをクリックした。
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