時には俺の話をしようか
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俺は大病院の1人息子として生まれた。
生まれた瞬間から、
跡取り息子として期待され・・・
勉強はもちろん、
ピアノやバイオリン、
スポーツ全般に、
英会話・・・
とにかくできることは全て叩き込まれた。
時には、
俺が社交の場に出た時のことを考えて、
作法やマナー、
ダンスの練習・・・
なんてのもさせられた。
反面教師・・・とはよく言ったもんだ。
親父は、
厳格で規律を重んじる、
とにかく厳しいヤツで・・・
母親は、
名誉や肩書き・・・
高杉家を守ることで必死だった。
そんな2人に育てられた俺は、
中学に上がった頃から
だんだん授業をさぼるようになった。
そのうち、
他校の不良とケンカをするようになって、
タバコを吸いだすようになって、
停学にも何度かなって、
いつの間にか
不良と呼ばれるようになった。
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