私の旦那は高杉さん!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
最近、
愛息子・晋一は
ハイハイが出来るようになりました。
それはいいんだけど・・・
トテトテトテッ・・・
トテトテトテッ・・・
私が行くとこ全てに後から付いてくるように
なってしまったのです。
「晋一!
お母さんは忙しいの!
晋一は向こうで遊んでなさい?」
「だっー」
私の言葉が分かるはずもなく、
陽気に声を上げて、
私に構ってオーラを出してくる。
くっ・・・!
かっ・・・!!
可愛いすぎるっ・・・!!
し、晋助さんにそっくりな顔でっ!!
ヨチヨチと私にくっついてきて、
微笑むなんて・・・
我が子ながら、
可愛いすぎるよぉぉぉぉ!!!///
そう思って、
一人悶えていたら・・・
「なに?晋一?」
晋一がクイクイと私の服を引っ張ってきた。
「・・・お、
おかーたんっ・・・」
「・・・・!!!」
え?
今、この子、お母さんって言わなかった?!
「し、晋一!
今、なんて・・・」
「おかーたんっ!」
「・・・・・!!!!!」
ニコォと笑ってそう言う
晋一に、わたし、萌え死に寸前。
「しっ、晋一ぃぃぃぃぃぃ!!!///」
「きゃぁっ♪」
私が晋一を抱き上げると、
嬉しいのか、きゃっきゃっ言ってる晋一。
不思議・・・
晋一に「お母さん」って呼んでもらえて、
改めて自分が「お母さん」になったんだなぁ
って実感する。
嬉しすぎる!
***********::
「おかえりなさい!晋助さん」
「ただいま、##NAME1##」
仕事から帰ってきた晋助さん。
トテトテトテッ・・・!
晋助さんが帰ってきたことに気づいたのか、
晋一はハイハイでこっちに来た。
「おぅ、晋一。
今日も元気がいいなァ」
そう言って、晋一の頭を撫でる晋助さん。
「ふふっ。
今日も私の後をずっとくっついてましたよ?」
「またアレ、やってたのかァ?
悪ィな晋一。コイツは俺の女だ。
女の尻追っかけてーなら、他の女にしな」
「・・・ちょ!///
晋助さん!子供にそういう言い方しないでください!」
「別にいーじゃねーか。
コイツも男だ。今のうちに分からせとかねーとな」
「なんですかそれ・・・!」
「おかーたんっ!」
「・・・・・!!!!」
「あぁ、ハイハイ。
ごめんね、晋一。
もうおねむだね~?寝よっか?」
「##NAME1##・・・。
い、今・・・・、晋一のヤツっ・・・」
「はい?
あぁ・・・!そうなんです!
私の事、“お母さん”って呼んでくれるようになったんですよ!」
「な、なにっ・・・?!!」
「ど、どうしたんですか?
晋助さん・・・」
「俺ァ、まだ晋一に呼ばれたことねーぞ・・・」
「そ、そうですね・・・。
でもまぁ、そのうち呼ぶように・・・」
「そのうちだァ?
母さんって呼ばれた途端に上から目線か?
あ?」
「はいっ?!
そんな事、一言も言ってませんケド・・・」
「俺ァなぁ・・・、
仕事ん時以外は、夜も、
休みん日もずっと晋一と居て、
話しかけてたんだ・・・!」
「そ、そうですね・・・」
「そこはまず父親たる俺を呼ぶのが
先だろーが!!!」
「いや、ソレ、どういう理屈ですか?
ていうか、私だって晋一に話しかけてますし」
「うっせー。
おぃ、晋一。
父さんだぞ?お前ェの父親だ。
ほら、父さんて呼べ」
「・・・?」
「ちょっと!
強引にそういう事言わないでください!」
「晋一。
父さんだ、ほら。
母さんが呼べんなら、父さんも呼べんだろ?」
「う・・・。
うわぁぁぁぁん!!!」
「あぁもう!
泣いちゃったじゃないですか!
やめてください!」
「チッ・・・!」
「ちっじゃないですよ!
あ~お父さん怖かったね~。
あんなお父さんほっといて、おねんねしようね~」
私は晋一をあやしながら、
寝室へと連れていく。
.