私の旦那は高杉さん!!
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<高杉side>
なんとか##NAME1##には誤魔化したが・・・
言えるわけねーよなァ・・・
過去の俺なんて。
そう。
あの時の俺ァ、
自分で言うのもなんだが、
女遊びのひでーヤツだった・・・。
「あっ・・・///
んっ・・・///高っ杉さまぁっ・・・///」
「っ・・・」
今日もまた、
自分の屋敷に女を連れ込む。
「あの・・・
高杉様?///」
「んー?」
事情後、
女がしなをつくって俺に擦り寄ってくる。
「そろそろ・・・
裏口からではなく・・・正門から
わたくしを通してはもらえませぬか?」
「・・・・・・そりゃ、どういう意味だ?」
「ですから・・・
そろそろわたくし、高杉様の恋人として
お母様にお目通り願いたく・・・///」
「・・・・・。」
あぁ・・・。
これだらその辺の素人娘はいけねぇ・・・。
戦地近くの村で
たまたま見つけた俺好みの女だったから、
2、3回屋敷に連れ込んで抱いてやったら・・・。
もう俺の恋人になった気でいやがる。
「あの・・・。
高杉さま?///」
「・・・もう用は済んだはずだぜ?
裏口から帰んな」
「・・・・!
あっ!そ、そうですよねっ・・・
つ、次はいつお会いできます?」
「お前ェ・・・
もういいぜ?」
「え?」
「クククッ・・・」
「た、高杉様?」
「お前ェが俺の恋人だァ?
2、3回抱いてやったくれーで調子に乗んじゃねー」
「・・・!!」
「お前ェ、俺の恋人っつーのが
どういう意味か分からねーわけじゃあるめー」
「み、身分のことでございますか?!
でしたらわたくしは・・・
「俺に見合う身分とでも言いてーのか?
一介の町娘無勢が、えらく偉そうになったもんだなァ」
「・・・!
そっ、そんなつもりではっ・・・!」
「身分どうこう以前の問題だ」
「えっ?」
「お前ェが高杉家の門を
我が物顔でくぐると思うだけで・・・
虫唾が走らァ」
「・・・・!!!」
「お前ェと会うのもこれで終めぇだ。
さっさと帰んな」
「うっ!
ひどいっ!」
女はそう言って、
裏口から帰っていく。
めんどくせぇなぁ・・・。
そう思ってたら・・・
「晋助さん。
ちょっとよろしいですか?」
「あぁ。」
お袋がふすまを開けた。
「・・・あなたの女性関係にとやかく言う
つもりはありませんが・・・・
晋助さんももう18。
そろそろ良い方を迎えられても良い時期では
ありませんか?」
「・・・またその話しか。
言ったろ?
俺ァ、まだ身を固める気はねぇよ・・・」
「あなたは高杉家の長男。
高杉家安泰のためにも、早く妻を娶って
孫の顔を見せて欲しいのです」
うざってぇ・・・。
最近のお袋は、
俺の顔を見りゃ、「妻を娶れ」だの、
「孫を見せろ」だの、
それしか言わねー。
「あれだけあなたに縁談の話が来ているというのに・・・
会うだけでも会ってみてはいかがですか?」
「フン・・・。
一度会ったら、強引にでも話を進めんだろ?
まっぴら御免こうむるぜ・・・」
「まぁ、
そう言わずに・・・。
会ってみれば、晋助さんのお気に召す方がいらっしゃるかもしれませんよ?」
「武家や公家の女なんざ、
気位が高けーばかりで、親の肩書きにすがるしか脳のねー女ばかりじゃねーか。」
「晋助さん!
そういう言い方は失礼ですよ!」
「んなブス女と一生添い遂げるくれーなら、
遊郭で自分好みの女と遊んでる方が
よっぽど楽しいぜ・・・」
「晋助さん!」
お袋がまだなんか言ってるのも聞かずに、
俺ァ、家を出る。
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