私の旦那は高杉さん!!
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「晋助さん!今までどちらに行っていたの?!
心配していたのですよ?!」
血相を変えて高杉さんに歩み寄ってきた綺麗な女の人。
だ、誰・・・?!この超綺麗なおねーさん?!!
ま、まさか江戸に残してきた恋人?!!
「心配させて悪かったな、お袋」
「あなたは高杉家の大事な跡取り・・・。
あなたになにかあれば、亡き父君になんと顔向けすればよいか・・・」
ん??
今、高杉さん、
このおねーさんに「お袋」って言わなかったか?
・・・・・・。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!!!!!
こっ、この人が高杉さんのお母さん?!!!!
わっっ、若っっっっっ!!!!!
えっ?!お姉さんじゃなくて?!お母さん?!!!
「・・・し、晋助さん、
そちらの方は?」
お母さんは私の方を見る。
「・・・お袋。
ちょっと話があんだが・・・」
「・・・え?
なんですか?」
今まであぐらを掻いていた高杉さんが、
正座をして真剣な表情をする。
「俺、今まで身を固める気はねーと
お袋が持って来た見合い話しも全部断ってきた・・・。」
「え、えぇ・・・」
「けど、俺、
身を固める決心をした」
「・・・・!!
晋助さんっ・・・。そう・・・
とうとう真琴さんとの結婚を決心して下さったのねっ!」
高杉さんの結婚相手を真琴さんだと勝手に勘違いした
お母さんは、嬉しそうに立ち上がった。
「そうとなれば、さっそく真琴さんに高杉家に来て頂くなくちゃね・・・っ。
高杉家の嫁として、覚えて頂きたいことがたくさんあるわっ」
「違ぇーよ、お袋!」
「え?違うって?」
「俺が結婚してーと思ってんのは真琴じゃねー。
ここにいる・・・##NAME1##だ・・・」
「はっ、はじめましてっ。
##NAME1##と申しますっ」
高杉さんのお母さんはすっごい驚いた顔してた。
う・・・。
や、やっぱり反対されるのかな?
そうだよね。
お母さん、真琴さんのこと気に入ってるみたいだし・・・。
急に素性も知れない女がノコノコ出てきて
認めてもらえるわけ・・・
「まっ、まぁっ・・・!
それならそうと早く言って頂ければいいのにっ・・・」
「え?」
高杉さんのお母さんはものすごく嬉しそうな顔をして、
私の手を握る。
「##NAME1##さん・・・とおっしゃられましたわよね?」
「は、はい・・・っ」
「晋助さんも、こんな良い方がいらっしゃるなら言っていただければよろしいのに・・・
晋助さんったら、何を言っても『身を固める気はない』の一点張りで・・・わたくし、変に気を回してしまったわ。真琴さんには悪いことをしたわね」
そう言って、
照れたように笑うお母さんに、女ながらドキッとさせられる美しさ。
「晋助さんももう18・・・。早く良い方を妻に向かえて
わたくしを安心させて欲しいと思っていたのよ・・・。
あなたのおかげでやっと晋助さんもその気になって頂いたのね・・・。
感謝致しますわ、##NAME1##さんっ・・・」
涙ながらに
私の手を握るお母さん。
な、涙を流す姿もすごく綺麗・・・///
「お袋、そろそろ##NAME1##を離してやってくれ。
##NAME1##が困惑してらァ。」
「だっ、だって・・・!
し、晋助さんが身を固めるだなんてっ・・・!
夢を見ているようで・・・っ」
「##NAME1##に部屋を案内してーんだ。
もういいだろ?」
「わ、分かったわ。」
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