私の旦那は高杉さん!!
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次の日、晋助さんはほんとに
使用人を雇った。
「あのっ、お料理は私はします!」
「いえ、奥様は座っていてくださいませ」
「じゃ、じゃぁ、洗濯は私が・・・」
「いえ、それはもうやらせていただきました。」
「じゃぁ、お掃除は・・・」
「それも、わたくしの仕事ですので、
奥様は結構です。」
といった通り、
なにもさせてもらえない状態、
「じゃ、じゃぁ、私はなにをしたら?」
「奥様はにはなにもさせるなと、
旦那様からきつく言われていますので、
お願いですから、なにもせず、座っていてくださいませ」
「は、はぁ・・・」
「そういうことだ。##NAME1##。
ちょっとは大人しくしてろ」
「きゃっ・・・」
晋助さんは
私は後ろから抱き締めた。
「##NAME1##、
お前ェに見せてぇもんがある」
「はい?」
そう言って、
連れて行かれたのはとある部屋。
「・・・・?」
そこには、
天井から吊るされた縄のようなものがあった。
「今日、助産師に用意してもらった。
これで、安心していつでも産めるぞ?」
「・・・!
えっ、お、お産って、家でするんですか?!」
「あ?
ふつーそうだろ?」
「え、あ、
そ、そうなんですか?」
そっか・・・
江戸だし、産婦人科とかないもんね・・・
家でお産するんだ・・・
「この縄はなんですか?」
さっきから気になってる
天井から吊るされてる一本の縄について聞いてみる。
「あ?
お産ん時にこれ引っ張るんだろーが。
女のクセにんな事も知らねーのか?」
「・・・!///
こ、これを・・・」
そ、そういば、時代劇とかで、
こういうの見た事ある気が・・・・///
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熱い熱い、
夏の日のことだった。
今日、
晋助さんは
戦に行く。
「はぁ~」
晋助さんは深いため息をついた。
「戦・・・不安ですか?」
「違ぇ。
身重のお前ェを置いて、
長い間戦に出なきゃいけねーと思うと・・・」
「大丈夫ですよ。
予定日はもうちょっと先ですし・・・」
「だが・・・」
「晋助さん!
鬼兵隊の総督ともあろう人が、そんな顔してたんじゃ、勝てる戦も勝てませんよ?!」
「##NAME1##・・・」
「私はこの子と待ってますから・・・
必ず勝って帰ってきてください」
「あぁ・・・。約束する。
どんな事があっても、
必ず勝って、ここに帰ってくる。」
晋助さんは私の手を取って、
強い瞳でそう言ってくれた。
「いってらっしゃい、晋助さん。」
「あぁ、いってくる」
そう言って、
私達はキスを交わした。
そして、晋助さんは
戦へと出て行った。
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