私の旦那は高杉さん!!
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新婚生活数ヶ月・・・
私達はやっと赤ちゃんを授かりました。
「・・・・んだよ。
全然動かねーな・・・」
晋助さんは私のお腹に手を当てて、
胎動をチェックする。
「・・・・そ、そりゃ、
まだお腹大きくないですし・・・」
私のお腹は、
最近、やっと
ちょっとだけお腹が出てきたかな?
ってくらいで、全然大きくない。
だから私自身、
まだこのお腹の中に新しい命が宿ってるって
実感が沸かないくらい。
「確かに、お前ェの腹、
全然デカくなんねーな。
ちゃんと食ってっか?」
「た、食べてますよ。」
「ほんとか?
ちゃんと食わねーと、
元気な子が産まれねーだろーが」
「分かってますって。」
「ならいいが・・・」
晋助さんはそう言うと、
再び私のお腹に目を戻して、すっごく愛おしそうな笑みを浮かべる。
晋助さんは私のお腹に手を当てるとき、
決まってすっごく愛おしそうな顔をする。
そのくらい、
晋助さんにとって、
自分の子が出来たことが嬉しいんだろーなって、思う。
「あの、晋助さん?」
「んー?」
「晋助さんは
男の子と女の子、どっちがいいですか?」
「そりゃ、やっぱ、
最初は男だろ。
高杉家を継ぐ跡取りが出来なきゃ意味ねーからな」
「そ、そういうもんですか?」
「は?
そうに決まってんだろ?
お前ェは高杉家に嫁いだんだ。
高杉家の跡取り息子を産むのもお前ェの仕事だ」
「な、なるほど・・・」
やっぱ、
江戸時代の人の考えって、
現代の人と違うな・・・
私は女の子でもいいかなって思うんだけど・・・
でも男の子かぁ・・・
「男の子だったら、
晋助さんに似て、カッコよくて、
利発な子になるんでしょーね」
「フッ、当たり前ェだ・・・」
「否定しないんですか、そこは」
「じゃぁお前ェに似たら、
ドン臭くて、ノロマか?」
「なっ、ど、どういう意味ですか!」
「嘘だ。
お前ェに似たらきっと・・・明るくて、一生懸命で・・・優しい子になるだろうな・・・」
「・・・晋助さん///」
「外見と頭脳はともかく・・・
性格はお前ェ似の方がいいかもな」
「いやそれ、私の外見と頭脳はイマイチって言いたいんですか?」
「んなこた、言ってねぇ」
「いや遠まわしに言ってますよ。
というか、晋助さん、性格は悪いって自覚あったんですね。」
「あ?
誰が性格悪いだ、コラ」
「すいません。
なんでもないです・・・」
やっぱり性格は
晋助さんに似ないほうがいいな、うん。
晋助さんに似たら、
自己中で、ワガママで、エロ発言しか
しない子になっちゃう!
「とにかく俺ァ、
元気な子を産んでくれりゃ、それでいい」
「・・・!はい・・・
そうですね・・・。」
「あぁ。」
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