私の旦那は高杉さん!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
晋助さんが戦に行くという話しを受けた後、
晋助さんは毎日のように鬼兵隊の人たちと、
戦の準備をしていた。
その話し合いは、
今までとは違って、殺気立っていて、
いかに今回の戦が重要な意味を成すのかを
物語っているようだった。
歯がゆいのは、
そんな晋助さんを見守っていることしかできないという事。
だからせめて、
晋助さんの邪魔になるようなことだけは
絶対にしないでおこう。
そう思っていた矢先、
その出来事は起こった・・・。
:::::::::
「ん・・・」
朝。
目を覚ますと、いつものように、
晋助さんの寝顔が目の前にあった。
晋助さんはいつも私を抱き締めて眠るから、
いつも晋助さんの温もりの中、目が覚める。
スースーと寝息を立てる晋助さんの寝顔を見て、
相変わらずいつ見ても綺麗な顔だな~なんて、
見惚れてしまう。
晋助さんの良い匂いに包まれていると、
また眠くなってきて、
もう一眠りしようと晋助さんをぎゅっと抱き締めた時・・・
「うっ・・・?!」
私は勢いよく布団から抜け出て、
厠へと走る。
「うっ・・・ごほっ・・・ごほっ!」
そして吐いた。
なに・・・コレ・・・?
今まで吐いたことなんてなかったのに・・・
どうして急に吐き気?
そう思った瞬間、
ある事が脳裏に浮かんだ。
「・・・!!
もしかして・・・」
私は自然とお腹に手を当てていた。
「赤ちゃん・・・デキたんだ・・・///」
晋助さんの赤ちゃんがここにいる。
あの人との子・・・
嬉しい・・・///
嬉しすぎるよ・・・///
涙が出るほど嬉しいっ・・・!///
部屋に戻ると、
晋助さんが起きていた。
「晋助さん、起きてらしたんですか?」
「・・・やけに布団が冷たかったからな」
眠そうに目をこすっている晋助さん。
「あの・・・!
晋助さん・・・」
「早くこっち来い。
お前ェがいねーと布団が冷える」
「えっ・・・あのっ」
晋助さんはそう言って、
私を布団の中に引きづり込む。
「晋助さん、あのぅ・・・
お話があるんですが・・・って、寝ちゃった・・・」
晋助さんに妊娠の事を報告しようと思ったら、
スースーと寝息を立ててまた寝てしまった晋助さん。
「まぁいっか・・・
起きてから話せば・・・」
そして、
私も眠りについた。
・
.