私の彼氏は高杉くん!!
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物語のお姫様と王子雅が、
華麗にダンスをしてて、
思わずうっとりする。
「ほんとロマンチック・・・」
にしても、王子様の衣装・・・。
あれ、高杉さんが着たら
すっごい似合いそう・・・
それこそ、ホントの王子様だよ、うん・・・
あぁ、一度でいいから高杉さんにあの衣装着て欲しいよ・・・
「・・・なに、さっきからニヤニヤしてんだ。」
私がそんな妄想をしていると、
高杉さんが横で変な顔で私を見てくる。
「なっ、なんでもないですよ!///
あっ、パレード終わりましたよ?!
お腹空いたんで、お昼食べに行きましょう!お昼!」
私はそう言って、
強引に話しをチェンジして高杉さんとランチに行く事に。
********
「すっ、すご・・・!」
くじ引きで当てた、
無料チケットにはランチとディナーの場所も指定されてて・・・
チケットに書かれた場所に言ってみると、
そこは園内でもトップクラスに高級感あふれるレストランだった。
しょ、商店街の福引きなのに、
クオリテリー高すぎ!!
もっと大した事ないファーストフード店だろうなって思ってたら・・・
めっちゃ高級レストランじゃん!!
何星とかついてそうな感じだよ、コレ!!
中に入ると、
お店の人が席まで案内してくれた。
「うわっ・・・
すごっ!」
店の中もめちゃめちゃ高級感が、あって、
店内ではクラシックがかかってて・・・
こんなとこにいると思うだけで緊張しちゃう・・・っ
にしても・・・
チラッと前をみると、
そこには高杉さんの姿。
高杉さん、
こういう場所、似合いすぎッ!!///
高杉さんの気品と、
この店の高級感が妙にマッチしてて、
ほんと一枚の絵を見てるみたいだった。
惚れ惚れと高杉さんの方を見ていると、
高杉さんと目が合った。
「なんだ・・・
さっきから俺の顔をマジマジみて。
見惚れたか?」
「・・・!!///
なっ!
ちっ、違いますよ!///」
「へぇ?
その割には顔が赤いけどな」
「そ、そんな事ありません!」
「フッ、
相変わらず素直じゃねーな・・・」
そうニヒルに微笑む高杉さんにも
またドキッとしちゃって・・・
なんか私ばっかり
ドキドキしてる感じがして少しくやしかった。
そんな事を考えていると、
ふいに高杉さんの手がとまっている事に気づいた。
「・・・?
高杉さん、どうしたんですか?」
「ん?
あぁ・・・。
あいつら、どうしてっかなと思ってな・・・」
「あいつら?」
「俺が率いてた鬼兵隊のヤツらの事だ」
「・・・!」
「攘夷戦争の途中で、俺がこっちの世界に来ちまって・・・、向こうはどうなってんのか心配でな」
今まであまり向こうの世界の話しをしなかった高杉さんのその発言にドキッとする。
やっぱり高杉さん・・・
向こうの世界に帰ってしまうんだろうか・・・
帰り方も分かったわけだし・・・
帰ろうと思えばいつでも帰れるわけで・・・
今まであえてその話しには触れなかったけど・・・
高杉さん、
私を置いて帰っちゃうの・・・?
「悪ィな、こんな話しして。
今はお前ェと遊びにきてんだしな。」
「う、うん・・・」
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