私の彼氏は高杉くん!!
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「高杉さん。」
「んー?」
「今日の晩ご飯、
なにがいいですか?」
「んー?
あぁ、アレ作ってくれ、前作ってくれたヤツ。」
「肉じゃがですか?」
「あぁ、ソレソレ。
あれ、すげぇ上手かったからよォ。」
高杉さんはいつも私の作る料理をすごく褒めてくれる。
あの笑顔で「おいしい」なんて言われたら、
なんでもしてあげたくなっちゃうよ!///
「分かりました!
じゃぁ今日は肉じゃがにしますね!
もうお腹空いてます?」
「あぁ・・・
ちょっと空いたかな。」
「あ、じゃぁご飯できるまで
お酒でも飲んでますか?」
「・・・いいのかよ。
いっつもご飯前に飲むなってうるせークセに」
「だって、高杉さん、
お腹空いてるとイライラしてるじゃないですか。」
「俺はガキか。
イライラなんかしてねーよ。」
「してますよ。」
「してねー。」
スネたような顔をしながらも、
日本酒を取り出して机に座って飲み出す高杉さん。
私は未成年なので、(ていうか、高杉さんも未成年だけど)
もちろんお酒なんて飲まなし、
家にお酒なんて今までは置いてなかった。
だけど、
高杉さんがこの家に棲む様になってから、
酒酒うるさくって、いつもお酒を常備してるように
してる。
「お。コレうめーじゃねぇか。
どこの酒だ?」
「え、いや私お酒はよく分からないんで、
てきとーに選んだんですが・・・
気に入ってもらえたのならうれしいです。」
「おー、気に入った、気に入った。
今度から酒はコレにしてくれ」
「はい。」
高杉さんはそういって、上機嫌で酒を飲み出す。
高杉さんはお酒にかなりうるさい。
コレはだめだとか、水がよくねーとか、
とにかく文句を言う。
あと、お酒は日本酒しか飲まない。
前に一回ビールを出してみたことがあったんだけど、
俺の口には合わないと断固拒否された。
「お酒ってそんなにおいしいんですか?」
美味しそうに飲んでいる高杉さんを見て、
私はそう言った。
「あたりめぇだろ?こんなうめぇもん、この世にねぇぜ?」
「へぇ~」
高杉さんがお酒がすっごく強い。
今もガバガバと日本酒を飲んでるけど、
全然酔っぱらってる様子がない。
「お前ェも飲むか?」
「え?!私?!
わ、私は未成年ですし・・・(てか高杉さんもか)」
「未成年?なんだ?ソレは。」
「と、とにかく、
私はいいです。」
「いいじゃねぇか。
一口くらい。うまいぜ?」
そう言って、私の手におちょこを握らされた。
「俺が注いでやるよ・・・」
半ば強引に、お酒を注がれる。
「じゃ、じゃぁ、ちょっとだけ・・・」
私もお酒にはちょっと興味があったので、
少し飲んでみる事にした。
ごくっ・・・
「どうだ?」
「ん・・・?!
苦ッ・・・・・・!!」
こ、これのどこがおいしいの?!
苦いしかないじゃん、こんなの!!
うえ・・・変な味・・・!
「プハハハッ!
お前ェ、相当おこちゃまだな。
酒の味が分からねーなんてよォ」
「お、おこちゃまって・・・
私、高杉さんと同い年なんですけど?!」
「あぁ、そういえばそうか。」
「・・・!!
なんですか!その、忘れてたみたいな反応!!」
「ハハッ・・・
悪かったよ。」
「もう・・・」
あれ?
なんか身体が熱くなってきた?
なんか、意識も朦朧と・・・
そう思った瞬間、ドテンッと私は倒れた。
「・・・・・!!
お、おい!」
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