私の彼氏は高杉くん!!
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「ちょちょちょちょま、待ってください!!
本当なんです!私はなんにもしてません!信じてください!!」
「んな事信じられっか!」
刀が私の首もとへと向けられる・・・
私、殺される?!
そう思った時・・・
男は急に、刀をしまうと窓の方へと走りだした。
どうしたんだろう・・・?と思っていると、男は窓の外の景色を見て唖然としている。
「・・・・なんだ?これは・・・」
「ど、どうしました?」
「おい。」
「は、はい?」
男が私を呼びかけたかと思うと、男はとんでもないことを口にした。
「ここは…、江戸じゃねぇのか?」
「え、江戸?江戸って、江戸時代の江戸です…か?」
「ほかになにがあんだよ?それより、さっさと答えろ、ガキ」
ムカッ・・・
「ここは、東京です・・・けど?」
「とう…きょう…?」
日本の首都をまるで、知らない名前でも聞いたような表情で反復する男。
「じゃぁ、江戸はどこだ?」
「えっ?江戸ですか・・・えっと、江戸は・・・無くなりましたけど?」
「・・・・!!
江戸がなくなっただと?!」
私の言葉に驚きの声を上げる男。
「・・・?!
は、はい・・・。」
「・・・本気で言ってんのか…?」
「も、もちろん・・・!
江戸は、昔ここに在ったんですけど、幕府が滅びた時に東京に名前が変わったんです。」
「幕府が滅びた・・・?!!」
またしても、声を荒げる男。
「は、はい・・・。」
たしか、江戸ってそうだったよね・・・?!
私、歴史とか詳しくないけど・・・
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