あの事件？（皆はあれを美少年襲来事件と呼ぶ）から・・・大変だった。




「ゆい！あの人と何処で知り合ったの？！あの人、友達とか居たらマジ紹介して欲しいんだけどー！」


「あの人、名前なんて言うの？！歳は？！仕事なにしてんの？！」




「あの人、キスめちゃめちゃうまくなかった？！夜のテクの方も相当スゴいんじゃない？！」




とか・・・とにかく質問の嵐で…。


しかも結構答えにくいこと聞いてくるから相当困る。



しかも高杉さんがあんだけ盛大に彼女宣言しちゃってるから、今更ついあってないとか言えないし・・・



・・・けどまぁ・・・


「高杉さんって、今ドキの高校生には絶対居ないタイプのイケメンだよねー！」



「うんうん！これぞ日本男子！みたいな？」



「ほんとソレ！
なんか高杉さん見たあと他の男子みたらめっちゃかすむよねー！！」




「ゆい、あんな超イケメンと付き合えてちょー羨ましいー！！」






こんな風に絶賛されて・・・悪い気はしないんだけどネ！（てへッ・・・///）




でもホント。みんなの言うとおり、高杉さんって今ドキの男みたいに、ズボンずらしたり、髪キンパツにしてないし・・・。



口は悪いけど常に姿勢良いし・・・男なのに気品がある？みたいな？



とにかく、超顔整ってるし・・・

スタイルも超イイし、



まぁ女好きでスケベだけど・・・。





あんな人がこの世にいるってだけでも奇跡だな・・・って思えるような…そんな雰囲気を持った人。



なのに私・・・高杉さんに対して悪い態度とっちゃったカモ・・・





「ねぇ！ゆい！
高杉さんとは４日後にえっちするんデショ？」



「え・・・？！///
なんでソレを知って？！///」



「だって、二人がケンカしてる時高杉さんがそう言ってたじゃない・・・。」


「あ・・・。」


そういえば・・・///






「で？
ちゃんと準備はしてんでしょーね？」


「じゅ、準備ってなんの？！」



「そりゃ、毛の処理とかコンドームの用意とか・・・」





「・・・・？！///」




「まさかまだしてないの？大事よーそういうの！」



「だって私初めてだし、なにをどうすれば・・・///」





「まー高杉さんの方は手馴れてそうだから、リードは全然任せられそうよね！」


「・・・///」



「けどコンドームはちゃんと付けてもらいないよー。後で困るのは女なんだら。」




「は、はい・・・///」








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