共犯
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
愛されたいとか、そういうんじゃなかった。
ただ遭えればいい。
嘘、偽りで良いから抱いて欲しい。
それだけなのに・・・
ある日を境に、
男と私はパタリと遭わなくなった。
理由は、男が他の客につく事になったから。
私よりもずっとはぶりの良い客ならしい。
それでも私は何度も何度も男を求めては吉原に足を運んだ。
だが、いつも居るはずの部屋に男は居ない。
すると、隣の部屋から声が聞こえてきた。
「やッ・・あッ・・・んんッ!シ・・シンスケッ!!」
その声を聞いた瞬間、私の中にドス黒いものが渦巻く。
ナニ・・・コレッ・・・??!!
私は、その場所に居ることが耐えられなくなり、すぐさま走り出る。
愛されたいとか・・・そういうんじゃなかった。
そうじゃない・・・そうじゃない…ハズナノニ・・・
この心の中に渦巻くこの感情。
男の声が・・・私以外の名前を呼んで…その瞳に、私以外の女の姿を写して…微笑みかけて…、私以外の肌に触れて…私の知らない抱き方をする・・・
イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ・・・・!!!!!!
此れは・・
嫉妬だ・・・
あぁ・・・
もう元には戻れ無いんだ・・・
私は・・・
男を・・・愛したんだ・・・
→