保健医の高杉せんせー
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「いや~ね~
だからって、なんで銀さんに相談するかね?」
泣きながら、
今までの経緯を全て銀ちゃんに話した。
「だって、銀ちゃん意外にこんな事相談する人いないですもんっ・・・。」
「・・・とにかく、コレで涙拭いて。
なんかハタから見たら、銀さんが女の子泣かせてるみたいでしょ?」
「あ、ありがとうございます・・・・」
私は銀ちゃんからハンカチを受け取ると、
涙を拭いた。
「でもよ~。
高杉は、お前が告白の返事先延ばしにしてたくれーで嫌いになるような、んな器のちっちぇーヤローじゃねぇと思うよ?
背はちっちぇーけど。」
「でも・・・!
だったら、なんで急に保健委員変えるなんて言うんですか?!最近態度だってあからさまにおかしかったし・・・」
「それは分かんねーけど・・・
けど高杉はお前に、焦って答えだす必要ねーって言ってだんだろ?」
「は、はい・・・」
「なら、そういう事じゃねーんだろ」
「でもっ・・・
相手はあのエロ大魔王ですよ?!
気が変わって他の女の人の方いっちゃうって事だって十分あり得ます!!」
「あっ、アイツに限ってそんな事・・・!!
・・・・・あるな。」
「(ガアアアアアアン!!!!)
ちょっとぉおおおおお!!
ソコは嘘でもないって言ってくださいよ!!!」
「悪ィ、悪ィ。冗談。」
「はっ・・・?!」
「以前のアイツならともかく・・・
今のアイツに限って、んな事ねーよ。」
「な、なんで、そういいきれるんですか・・・!」
「・・・俺ら、高校の同級生だけど、
マジ仲悪かったんだわ」
「は?なんの話し・・・」
「まぁ聞けって。
せっかく高校の同級生が同じ職場で働いてるっつーのに、高杉のヤツ、廊下ですれ違っても話かけもしやがらねー。」
「・・・・。」
「それがここ最近、
廊下でも職員会議でも、会うたび、俺に話しかけてきやがる。」
「?な、なんでですか?」
「・・高杉、お前の話しばっかしてたよ。」
「・・・!!」
「それも、それがどうしたって言いたくなるようなしょうもねー話しを、すっげー楽しそうに喋りやがる。」
「・・・・!!!う、うそ・・・」
「うそじゃねーよ。
職員会議の時なんか、お前からのメール来るたんびに、にやにやしながらメール打ってたぜ?
気持ち悪いったらありゃしねぇ」
「・・・・!!///」
「あ。
この話し、俺が言ったって高杉には内緒な?
俺、殺されっから」
「・・・・。
でも・・・じゃぁ・・・なんで急に態度が変わったんですか?」
「さぁな~。
そこは俺にもサッパリ。
ただイライラしてただけなんじゃねーの?
アイツ、気分屋だし。」
ただそれだけなら、
どんなに有難いか・・・。
「なんなら今ここで、俺が高杉にメールして、
理由聞いてやろーか?」
「・・・・!!!
いっ、いい!!!
コレ以上傷ついたら私、死んじゃう・・・!!」
「お、おうっ・・・
そうかっ・・・・」
「まぁあんま深く考えんな。
研修から帰ってきたら、意外といつものアイツに戻ってるかもしんねーだろ?」
「うん・・・。
そうだね・・・」
*******
ゆいと別れた後、
ゆいはいいって言ったけど、
俺はどうも引っかかって、
ゆいに内緒で
高杉に電話をするため、携帯を手にとった。
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