保健医の高杉せんせー
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次の日・・・
そっと、
保健室を覗いたら、
本当に保健室はもぬけのカラ。
電気も消えてるし、
カーテンも閉まってて薄暗かった。
せんせーのいない、保健室・・・。
いつも、
せんせーのいる保健室は、
窓からの日の光がこれでもかってくらいに
入ってきて・・・
まぶしいくらいに明るくて、
あったかかった。
それが今では
薄暗くて、ひんやりとしている・・・。
せんせーがいるといないで
同じ部屋でもこんなにも違うんだ・・・。
誰も座っていない、
せんせーの椅子。
いつも、私がドアを開けると、
この椅子から立ち上がって、
お菓子を用意してくれたな・・・
なんて、そんな事を思い出して
また目頭が熱くなる。
「あぁ・・・まただ・・・。
昨日、散々泣いたはずなのに・・・。」
昨日、
私は一晩中泣いた。
不思議なもので、
好きだと自覚した途端、
思い出全てが愛おしくて溜まらなくなる。
せんせーと一緒にいた事全てが、
まるでキセキみたいにも感じる。
こんな事なら、
あの時もっとこの幸せをかみ締めとくんだった・・・と、
昨日さんざん後悔したけど、
もう遅いわけで・・・。
私もうせんせーとさよならなのかな・・・?
そうだよね・・・。
もう保健委員やめていいって言われたし・・・。
せっかく好きだって言ってくれたたのに・・・
私、
なんの返事もしないで、
そのままにして、
今のままの関係でいっかって、
甘えてた・・・。
私がそんなんだから、
せんせーもあきれちゃったんだよね・・・。
そりゃそうだよね・・・。
せんせーの腕を引く女の人なんかいっぱいいるわけだし・・・
好きだっつってもなびかないチビ相手にしてるより、
他にせんせーの事好きだって言ってくれるナイスバディーのお姉さんの方行くもんね、ふつー・・・。
アハハ・・・
私ってほんとバカだ・・・
これも昨日さんざん後悔したことではあるけど、
なんでちゃんとせんせーに返事考えなかったんだって、そう思うとまた涙が出てくる。
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