保健医の高杉せんせー
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ガラッ・・・・!
「せんせー!
今日のお菓子はなんですか?!」
「・・・・。」
「・・・・。」
「はぁ・・・」
「人の顔見て、いきなりため息?!!!!」
せんせーが、
私の顔を見て、なぜかため息をついた。
いや、失礼にも程があるでしょ!!
そりゃ、せんせーのビューティフルフェイスから比べれば、私なんか、笑っちゃうくらいブサイクなのかもしれないけど、
それでもため息はないでしょ!!
「あ、いや、なんでもねぇ・・・。」
「なんでもないなら、人の顔見てため息つかないでくださいよ。けっこう傷つきますよ?」
「悪かったって・・・。」
「・・・?!!!(せんせーが謝った?!!)
・・・で、今日のお菓子は?」
「あぁ、それが今日はねぇんだ。」
「えぇーーー?!!!
せっかく楽しみにしてたのに・・・。
まぁいいです。それじゃ、コーヒーだけ飲んで・・・
「ゆい。」
「はい?」
私がコーヒーを飲もうと、
棚からマグカップを取り出そうとしたら、
せんせーがそれを遮るように
私の名前を呼んだ。
「お前ェ、次、授業だろ?」
「え?そ、そうですけど?」
「こんなトコでのんびりしてたら遅れんだろ?
さっさと教室戻りな。」
「え、で、でも、
そんなのいつもの事・・・
「銀八がうるせーんだよ。
いっつもゆいが授業に遅れて困ってるから、なんとかしろってな・・・」
「そ、そんなの・・・」
「俺も“先生”だしなァ?
一応まともな事も言っとかねーとな・・・」
何ソレ・・・
そんなの今更じゃん・・・。
せんせーの辞書に“まとも”なんて言葉あったの・・・?
銀ちゃんの事だって、
松平先生の時みたいに、
適当に言っといてくれれば済むことなのに・・・
「わ、分かりました・・・。
じゃぁ、また時間ある時に来ます・・・」
「あぁ。」
そう言って、
私は保健室から去った。
せんせー・・・
なんだか様子がおかしい・・・?
************
その後も・・・
なんだかせんせーの様子がおかしかった。
保健室に行っても、
今忙しいとか、次授業だろ?とか言われて、
帰されちゃうし・・・、
メールも今までだったらすぐ返してくれたのに、
中々返ってこないし・・・
せんせー、
あの時言ったじゃん・・・
“なにかあったら、
いつでもココ来いよ?”って・・・
「せんせーの嘘つき・・・」
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