保健医の高杉せんせー
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せんせーと2回目のデートをしてから・・・
当たり前みたいに、
“次はここ行かない?”みたいな話しになって・・・
休みの日に、せんせーと出かける事が多くなったし、
学校帰りにも、
どこかに寄ることが多くなった。
学校では授業のチャイムの音が鳴るたびに、
保健室に行くのが恒例になってて・・・
女子生徒が“また旦那のトコ?”なんて
からかってきたり、
銀ちゃんまでもが“お前の旦那にコレ伝えといて”って、私を伝言板にする始末。
そのくらいに・・・
私とせんせーとが一緒にいる事は当たり前になってた。
「おぅ、ゆい。
あの後、お前ェん家大丈夫だったのか?」
移動教室で、せんせーと廊下をすれ違った時、
せんせーがそう言って、声をかけてくれた。
あの後とは、
昨日、私が料理をしようとしたら、とんだボヤ騒ぎになったという話しのことだ。
それをせんせーにメールで話した。
「もう!その話しはいい加減やめてくださいよ!」
「ククッ・・・
心配してやってんだろ?」
「あー!
せんせーに話すんじゃなかった!」
「ククッ・・・
そういや、ゆい。
今日、放課後保健室来いよ?」
「分かってます!
楽しみ♪」
「声デケぇ・・・!
ボリューム下げて話せ、コラ!
誰かに聞かれんだろーが」
せんせーはバツの悪そうな顔をする。
そんなせんせーの顔がおもしろくて、
ちょっとしてやったりと思った。
“楽しみ”とは、
今日の放課後、せんせーと食事に行く約束をしてたのだ。
せんせーといえども、
教師と生徒が、そんなことしちゃマズいって自覚はあるらしい。
*******
「せんせー!
まだですか~?」
放課後、
保健室に言ったら、まずらしくせんせーが仕事してた。
「あ~。
もうちょっとだから、
先、コレで車ん中入ってろ」
「は~い。
分かりました~」
せんせーはそう言って、
私に車のキーを渡す。
私はなんの躊躇いもなく、
そのカギを受け取ると、
先に駐車場へと向かった。
車の中でしばらく待っていると・・・
せんせーが歩いてきた。
「あ!せんせー!」
「待ったか?」
「いえ。全然。
むしろ、早かったです。」
せんせーの車ももう慣れたもので、
どこに何が入ってるとかも分かってしまっている。
「今日は和食だが、
大丈夫か?」
「はい!
大好きです!」
「ククッ・・・
お前にこの質問は愚問だったな」
「ちょ?!
それどういう意味ですか?!」
せんせーは、
色んなお店を知ってて、
色んなところに私を連れてってくれた。
そのどれもが、
私みたいな一般ピーポーにとっては
初体験なところばっかりで・・・
せんせーは、よく
“はしゃぐな、恥かしーだろ?”とか
言うけど、
これがはしゃがずにはいられなかった。
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