保健医の高杉せんせー
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「オイ、ゆい!
起きろ!銀さんの授業で正々堂々居眠りたァ、いい神経してんなぁ~」
「だって、眠いんですもん・・・」
「ったく・・・
高杉とスッコンバッカン、ヤりまくってっから眠いんじゃないですかー?」
「・・・・・?!!!///」
「・・・・・。
え?なに、その反応。
マジなの?図星?
銀さん、冗談のつもりで言ったんだけど?」
「・・・・!!!!///
しっ、知りません!!!!///////」
「・・・・図星じゃねーかァァァァ!!!!
クソッ、高杉のヤツ、まじ殺す!
次職員会議でニヤニヤ自慢話してきたら、
携帯へし折ってやらァ!!!」
「って、話しが逸れたわ!
そーじゃなくて、お前、中間が近いんだよ?それ、分かってる?」
「・・・中間?」
「・・・・え?
だから、中間デスト。
あと2週間切ってる」
「・・・・マジですか?」
「お前、銀さんの話し聞いてる?」
***********
ガラッ!!
「せんせー!!!!!
勉強教えてください!!!!!」
「あ?ベンキョー?
んなもん、ベッドの上でしっかり教えてやってんだろ?
もっと上級者向けなの教えて欲しいってか?
それなら望みどおりにしてやらァ」
「いや、そういうベンキョじゃなくて!!!」
「俺ァ、保健医だぜ?
保健医に頼むベンキョーなんざ、そっちしかねーだろ?」
「いや、ソレ、せんせーだけの常識ですから!!!!」
「・・・・つーか、お前、
ベンキョーできねーの?」
「・・・・できるように見えますか?」
「見えねーな。」
「なら言わないでくださいよ!!!!
つか、そこは嘘でも見えるとか言ってよ!!!!!」
「ククッ・・・
運動がダメで、ベンキョーもダメたァ、
いいとこナシだなァ、ゆいちゃんよォ」
「・・・・くっ!!!
い、言い返せない・・・!!!!」
てか、
めっちゃバカにされてる・・・?!!
「まぁ、んな気にすんな」
「あなたが気に障ること言ってるんでしょーが!!!!」
「お前にはこの俺がいんだろ・・・?
だからなんの問題もあるめー」
「・・・!!///」
せんせーはそう言って、
私の頭を優しく撫でてくれた。
あぁ・・・
なんでこの人は、
こんなにも私を甘やかすのが上手なんだろう・・・。
そんな事言われたら、私、
せんせーがいないと生きてけないよ・・・
「ベンキョーできねーお前がなんでまた、
教えて欲しいんだァ?」
「それが・・・
なんと、もうすぐ中間テストがあるらしいんですよ・・・!!!
知ってました?!せんせー!!」
「あ?知ってるけど?」
「・・・・!!!!
な、なら、なんで教えてくれなかったんですかぁぁぁぁぁ!!!!!
私、さっき銀ちゃんに聞いて・・・そしたらもう2週間きってるって・・・!」
「いや、逆になんでお前ェが知らねーんだよ。」
「・・・!!///
だ、だって・・・///最近、その・・・///
せんせーと色々あって・・・その事で頭がいっぱいだったし・・・///」
そう。
ここ数ヶ月の間に、
私の環境は激変した。
中間テストなんて、
頭からふっとんでた。
「・・・!
ククッ・・・そうか・・。
そいつは俺が悪ィなァ。
責任とって、俺がベンキョーみてやるよ。」
めちゃめちゃ不敵な笑みを浮かべてそう言うせんせー。
「今日の放課後、
俺ん家で勉強会といこうか?」
「・・・・!!!!
せ、せんせーの家はちょっと・・・」
「?
なんでだ?」
「だ、だって・・・///
せんせーの事だから、勉強会にかこつけて、
“保健体育の勉強だ”とかなんとか言って、
押し倒されて、気付いたら全然勉強できてないまま、朝、せんせーのベットの中で目が覚めるのがオチになりそうっていうか・・・」
「・・・・!!
お前・・・・」
「ち、違うとでもいうんですか・・・?」
「・・なかなか俺が分かってきたじゃねーか」
「そうなんかいィイイイイイイイ!!!!
全然分かりたくなかったけど?!!!!」
「好きな女と密室で2人っきりになって、
ヤりたくなんねー男の方がおかしいだろ?
俺ァ、至って健全な思考だ」
「開き直ったよ!!この人!!!」
「いーだろ?
お前はベンキョーなんざできなくて」
「なんか教師にあるまじき事言い出した!!
てか、なんで私が勉強できなくていいんですか!」
「ベンキョーできねーでも、
就職先があんじゃねーか」
「は?」
「お前は、高杉家に永久就職すりゃいーだろ?」
「・・・・?!!!!!///」
突然、
なんの前触れもなく、まさかの爆弾発言。
なんか、まるで『今日はいい天気だなぁ』くらいのノリでそんな事アッサリ言ってきたけど・・・!
「なっ、なななななんですか、それ!!」
「あ?
プロポーズに決まってんだろ?」
「・・・・!!!!
な、なんでそーいう事、このタイミングで、
しかも、こんな場所でアッサリ言います?!!!
ぷ、プロポーズされるなら、私、
夜景の見える高級ホテルのレストランで、
指輪をもらいながらされたいっていう昔からの夢が・・・!」
「ククッ・・・
またベタなシチュエーションだなァ。
恋愛ドラマの見すぎだろ」
「ほっといて下さい!!!!///
てか、話しがなんかソレた・・・!!!!
そうじゃなくて、勉強、
私の家で見てください・・・!」
「チッ・・・。」
「なんか今チッ・・・って聞こえたけど?」
「わーったよ。
お前ェん家でベンキョー見てやる。」
「・・・!
あ、ありがとうございます!///」
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