保健医の高杉せんせー
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私は今、
せんせーの車の中。
そういえば、せんせーの車に乗るのも
なんだか久しぶりな感じがする・・・
とか、
そんな事は今どうでもよくて・・・
き、きききききき緊張が半端ないんですがっ・・・・・・・!!!!!!!///
いや、自分から言い出したものの、
私、初めてだし、
なにをどうしたらいいのか分かんないし、
さっきっからドキドキがで心臓口から出そう・・・!
外の景色を見れば、
そこはいつも私が通ってる道をは違う、見慣れない景色で、
私が今、
せんせーの家に向かってるんだって事を実感する。
********
「こっ・・・・!!!!
ココですかっ・・・・・・・?!!!!!」
「あ?
そうだが?」
“それがどうした?”とでも言いそうな顔で
見てくるせんせー。
せんせーの家に着いたのはいいんだけど・・・
目の前は、
超高層マンション。
て、てっぺんが見えない・・・
首痛い・・・
こ、こここんな超高級なトコの家賃を
一介の保健医が払えるわけねーだろうが!!!
「せ、せんせーって、
絶対、保健医じゃないですよね・・・」
「あ?なに言ってやがる。
俺はただの保健医だぜ?」
そう言ってのける高杉せんせーだけど、
絶対違うよ、この人。
ま、まさか・・・!
大家さん脅して家賃踏み倒してるとか・・・!?
・・・うん、あるな。
「誰が家賃踏み倒してるだ、コラ。
ちゃんと払ってんに決まってんだろーが。
銀八じゃあるめーし」
「ちょ!!!!なんで心の声に反応してんですか!!!(ていうか、銀ちゃんて家賃踏み倒してるんだ・・・)」
「お前、さっきから声に出てんだよ」
「う、うそ!!!」
やっ、やばい!!
緊張のあまり、
独り言喋ってた・・・?!!!
そう言いながらも、
せんせーはマンションに入ってく。
私もそれを追うように入った。
エントランスは
大理石で、
高級ホテルみたいな作りで
思わずキョロキョロしてしまう。
せんせーの方は
慣れた様子で自分の部屋の番号を押している。
「おい、こっちだ。」
「は、はいっ・・・。」
ガッとエントランスのドアが開いて、
中に入ると、エレベーターがあった。
そのエレベーターもまた高級な作り・・・
そのエレベーターに乗り込むと、
せんせーは、あろう事か、一番上の階のボタンを押した。
「・・・・?!!!
せ、せせせんせー、まさか、せんせーの部屋って・・・!」
「あ?最上階だが?」
「・・・・!!!!!」
・・・ダメだ。
もうなにも突っ込まないでおこう。
突っ込んだ方の負けだ、うん。
やっぱ超高層ビルの最上階だけあって、
着くまでけっこう時間がかかって・・・
エレベーターで2人っきり、
急にシーンと静かになった。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
シーンとしすぎて、
この胸のドキドキすらせんせーに聞こえちゃうんじゃないかとヒヤヒヤした。
「・・・ここ出て、俺ん家入ったら・・・」
「・・・え?」
急にせんせーが喋ったからびっくりした。
「お前が泣こうが喚こうが・・・
朝まで帰す気ねーから・・・」
「・・・・!!///」
「今日付き合ったばっかで、今日そういう事になって・・・
後悔しねーか?
引き返すなら今だぜ?」
せんせーらしくもない発言に、
少し驚いたけど、
私の事、ちゃんと考えてくれてるんだって、
嬉しくなった。
「はい・・・///
後悔・・・なんて、しません・・・」
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