保健医の高杉せんせー
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「せんせー!
お待たせしました!」
日曜日、
話しの流れでせんせーと出かけることになった。
「おぅ。
今日はお前にしては準備が早ェじゃねーか」
「せ、せんせーがウチに来るのが早すぎるんですよ!」
今回もせんせーは私の家まで迎えにきた。
でも今回は、家のインターホンを鳴らさずに外で待っていてもらうことにした。
じゃないと、また親が色々うるさいから!
せんせーは助手席を開けると、
私に乗るように促す。
口は悪いけど、こういうとこはやっぱり紳士だ。
私は車に乗り込むと、
さっそくあるモノを取り出す。
「MD、そこ入れとけよ?」
せんせーは驚くでもなく、
私にそう指示する。
この前、せんせーと水族館に行く時言われたように、車でかける用のMDを用意してきた。
「は~い」
私は、
せんせーの言われたところにMDを仕舞った。
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「愛し合う~♪ふ~たぁ~り~♪
し~あわせの~空~♪と~な~り同士あ~な~た~と♪あ~たしさくらんぼ~っ♪」
走行中、MDをかけながら、
ノリノリで歌う私。
「ねっ、せんせ~っ、
いいでしょ?!大●愛っ・・♪」
「ククッ・・・
可愛いな・・・」
「でしょ?!
大●愛の曲って、ほんっと可愛い・・・
「違ェーよ。」
「へ?」
「曲じゃなくて、音楽に合わせて歌うお前ェが可愛い」
「・・・・!!///」
ニッと、不敵な笑みを浮かべながら、
まさに“してやったり”な表情で
そんな事を言うせんせー。
“可愛い”なんて生まれてこの方、
男の人に言われたことないし、
しかも、せんせーみたいに超カッコイイ(顔だけは)人に面と向かってそんな事言われたら・・・!!///
「クククッ・・・顔、真っ赤だぜ?
“さくらんぼ”みてーになァ?」
「・・・・!!!///
だっ、だだだだれのせいでしゅかっ!!!」
「オイ、また噛んでんぞ。」
「きょ、曲変えます・・・!!///
次はORAN●E RANGEにしよう・・・!」
恥かしさを、
MDを取り替える作業でごまかす。
~ボクらはいつも以心伝心♪2人の距離繋ぐテレパシー♪恋なんて七転び八起き♪優しい風~
「せ、せんせー!
コレもいい曲でしょ?」
「あ?あ~・・・悪かねーが、
なんかウッセー」
「はい?!
せんせー今、全国のORAN●E RANGEファン敵に回しましたよ?!!」
「別に悪いとは言ってねーだろーが。
好みは人それぞれだろ?」
「う~~。
じゃ、じゃぁ、こっちは?!
コレならせんせー、好きかも!」
自分の好きな曲をせんせーに理解してもらえないことがなんだか悔しくて、
私は別の曲に変える。
“アッハァ~ン!
なんかイイ感じ~♪青空海どこロコローション♪”
“上海ハ~ニと浜辺社交ダンス♪見つめぱな~したまんね~め~が~み♪”
「別に俺に合わせる必要ねーだろーが。
お前の好きな曲勝手に聞いてろ」
「う~~。
せんせーの分からず屋!!」
どの曲にしても、
せんせーの反応は同じようなもんで、
諦めがついて、勝手に自分で曲を聴くことにした。
“はなびら~の様に散ってゆく中で~夢みたいに、君に出会えたキセキ~愛し合って~ケンカして~色んな夢2人で乗り越えて~生まれ変わっても~あなたのそばで~花になろう~♪”
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